俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 気になるあの疑惑の真相は!?
今回は先日盗作疑惑が出たライトノベル、俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長(通称オレカノ)についての真相を・・・。と言いたいのですが、私これもってないのです。
とりあえず電撃より真相について・・・
電撃文庫編集部よりお詫びとお知らせ
平素は格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、電撃文庫『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』(2010年5月10日発売/哀川譲 著)におきまして、ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』(井上堅二先生 著)などと類似する箇所が見受けられると、読者の方々よりご指摘をいただきました。現在、調査を進めておりますが、複数箇所にわたり参考にしている事実が確認され、哀川譲氏もそれを認めております。編集部はこの事態を重く受け止め、当作品は出荷停止をし、絶版、回収の措置を取らせていただくことになりました。また、「電撃文庫MAGAZINE Vol.14」(2010年6月10日発売)で発表の短編小説の掲載は取りやめました。今後、このようなことがないよう深く反省し、編集部は再発防止に努めていく所存です。
井上堅二先生をはじめ作家の先生方、読者の皆様、ファミ通文庫編集部ほか関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
2010年6月8日
電撃文庫編集部
お詫び
この度はこのような事態を招いてしまい、まことに申し訳ございませんでした。
プロ作家としての意識の低さ、認識の甘さを深く反省しております。井上堅二先生をはじめ先生方、ファミ通文庫編集部の皆様、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。
拙著を読んでくださった読者の皆様、続編を楽しみにしてくださった皆様には本当に申し訳なく思っております。まことに申し訳ございませんでした。
哀川譲
Amazonユーザーレビューから・・・
あらゆる要素がテンプレから引っ張られてきたかのような作品でした。
類型化が容易な作品というのは巷に溢れているのでそれだけなら別に良いのですが、
この作品はそうした類型だけを寄せ集めようです。
テンプレとは受け手に対する印象をコントロールできる方程式のようなもので、
それを使うのが一概に悪いとは言えません。
テンプレから逃れられる展開というのも物語過剰な現状を考えると難しいことですから。
しかし、この作品はキャラクターの言動が完全に類型的な物語の展開に支配されているため、
作者の意図が「見えすぎる」のです。
パッチワークのように既存の作品を寄せ集めただけのライトノベルはそれこそ腐るほど見てきましたが、
ここまで優等生的に読者の期待に答えようとした没個性的作品は見たことがありません。
キャラクターを上から吊っている糸や、舞台上の書き割り、物語の終着駅は見えても
作者自身は影も形もない、そんな印象を受けました。
ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』と『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』の文が類似してる [一部抜粋] ・俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 略称おかま こうなっては仕方がない。 少々冷たく突き放すことになってしまうが 『俺の上からどけ』 と言うしかないだろう。 「アリス」 「断る」 「とりあえず俺の上から……」 早い、早すぎるぞ! まだ何を要求するかも言ってないのに! ・バカテス よし。こうなった以上は仕方ない。 今日こそはハッキリと 『翔子、俺のことは諦めてくれ』 と言ってやろう。大きく息を吸って―― 「翔子」 「イヤ」 「……俺のこと……」 早い! 早すぎる! まだ名前の部分しか言っていないというのに! 他にもざっくりあるみたいだから暇な人はバカテスとおかま開いて見比べるとラノベで間違い探しが出来ます。
とまあ作者も認めてるんですが、実際のところどうなんでしょうね。私の友人に本を持ってる人がいるのですが、その人に聞いてもどこが似ているのか分からないと言っていたようです。
この本は絶版、回収されるそうなのでプレミアとか付いたりしちゃうんでしょうかねぇ。
新作に期待してますよ哀川さん。がんばってくださいね。
とりあえず電撃より真相について・・・
電撃文庫編集部よりお詫びとお知らせ
平素は格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、電撃文庫『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』(2010年5月10日発売/哀川譲 著)におきまして、ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』(井上堅二先生 著)などと類似する箇所が見受けられると、読者の方々よりご指摘をいただきました。現在、調査を進めておりますが、複数箇所にわたり参考にしている事実が確認され、哀川譲氏もそれを認めております。編集部はこの事態を重く受け止め、当作品は出荷停止をし、絶版、回収の措置を取らせていただくことになりました。また、「電撃文庫MAGAZINE Vol.14」(2010年6月10日発売)で発表の短編小説の掲載は取りやめました。今後、このようなことがないよう深く反省し、編集部は再発防止に努めていく所存です。
井上堅二先生をはじめ作家の先生方、読者の皆様、ファミ通文庫編集部ほか関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
2010年6月8日
電撃文庫編集部
お詫び
この度はこのような事態を招いてしまい、まことに申し訳ございませんでした。
プロ作家としての意識の低さ、認識の甘さを深く反省しております。井上堅二先生をはじめ先生方、ファミ通文庫編集部の皆様、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。
拙著を読んでくださった読者の皆様、続編を楽しみにしてくださった皆様には本当に申し訳なく思っております。まことに申し訳ございませんでした。
哀川譲
Amazonユーザーレビューから・・・
あらゆる要素がテンプレから引っ張られてきたかのような作品でした。
類型化が容易な作品というのは巷に溢れているのでそれだけなら別に良いのですが、
この作品はそうした類型だけを寄せ集めようです。
テンプレとは受け手に対する印象をコントロールできる方程式のようなもので、
それを使うのが一概に悪いとは言えません。
テンプレから逃れられる展開というのも物語過剰な現状を考えると難しいことですから。
しかし、この作品はキャラクターの言動が完全に類型的な物語の展開に支配されているため、
作者の意図が「見えすぎる」のです。
パッチワークのように既存の作品を寄せ集めただけのライトノベルはそれこそ腐るほど見てきましたが、
ここまで優等生的に読者の期待に答えようとした没個性的作品は見たことがありません。
キャラクターを上から吊っている糸や、舞台上の書き割り、物語の終着駅は見えても
作者自身は影も形もない、そんな印象を受けました。
ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』と『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』の文が類似してる [一部抜粋] ・俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 略称おかま こうなっては仕方がない。 少々冷たく突き放すことになってしまうが 『俺の上からどけ』 と言うしかないだろう。 「アリス」 「断る」 「とりあえず俺の上から……」 早い、早すぎるぞ! まだ何を要求するかも言ってないのに! ・バカテス よし。こうなった以上は仕方ない。 今日こそはハッキリと 『翔子、俺のことは諦めてくれ』 と言ってやろう。大きく息を吸って―― 「翔子」 「イヤ」 「……俺のこと……」 早い! 早すぎる! まだ名前の部分しか言っていないというのに! 他にもざっくりあるみたいだから暇な人はバカテスとおかま開いて見比べるとラノベで間違い探しが出来ます。
とまあ作者も認めてるんですが、実際のところどうなんでしょうね。私の友人に本を持ってる人がいるのですが、その人に聞いてもどこが似ているのか分からないと言っていたようです。
この本は絶版、回収されるそうなのでプレミアとか付いたりしちゃうんでしょうかねぇ。
新作に期待してますよ哀川さん。がんばってくださいね。
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