ウチはもう、延期できない。 感想
師走わすわす。
ゲームデータ
タイトル:ウチはもう、延期できない。
発売元:Sonora
発売日:2021/11/26
ヒロイン:5
END:6(BAD:1)
CG:89
MUSIC:26
SCENE:19
属性:制作業界・学園・姉弟
インストール容量:2.89GB
備考:なし
ストーリー
椎葉雅史(しいばまさし)は幼馴染の宮村未来(みやむらみく)との帰り道、突如姉の椎葉さやかに拉致される。
拉致された先は、街中のとある雑居ビル。
わけもわからず連れてこられた2人だったが、そこでさやかから、この場所がさやかが代表を務めるエロゲー制作会社”ハーデスソフト”であることと、新作の制作協力──もといアルバイトを頼まれる。
ハーデスソフトにはさやかが独立する前からの付き合いである原画家の鈴本千紗、グラフィッカーの榊原愛、そして声優兼事務バイトの宮村花梨──未来の姉がいた。
今回白羽の矢が立った理由としては、未来が私小説執筆を趣味としており、その文才を当てにシナリオライティングのサブとして手伝ってほしいためだった。
雅史は何でも屋としての起用である。
紆余曲折あったものの、何とか二人が加わった新生ハーデスソフトはもう延期できないマスターアップ〆切に向け舵を切ったのである。
感想
Sonora連作です。
エロゲー制作を主軸にした作品。
業界ネタをテーマにした作品は過去にもありましたね↓。
えろげーとか。→サイトアドレス
似たような奴で、同系列からも出てますな↓。
→人気声優のつくりかた
ストーリーについて。
流石に自分のところの業界の話ということもあってか、随所に業界あるある(マスターアップの話とか)が散りばめられていてゲーマーとしてはなるほどと思うところが多々あった。勿論フィクションなので、一部脚色があったりするのだろうが。
共通パートの部分が冗長になってダレる、というのは割とエロゲあるあるだと思うけど、深堀できるネタとか、あまり擦られてないネタだと進めていてもストレスにならないのが良かった。(学園モノとかだと凡そネタは出尽くしてしまってきている感じはあるが)
一方、個別パートにおいては結構温度差があった。
幼馴染かつ同級生の未来のパートについては、結構シリアスというか、カップルが結構追い詰められる展開があり、まぁまだ学生だからと思わせるようなストーリー展開になっていた。後から考えると大したことない悩みだったりするけれど当事者的には極めて大きな悩みに感じられる、というアレ。
しかし、それ以外の千紗や愛に関しては雅史が急に頼れるスーパーヒーローのような立ち位置に変わり、おっぱい事件や生活破綻事件等も解決する立ち回りを見せる。
未来の姉、声優の花梨に関してはその中間というところではあるものの、どちらかというと敵に啖呵を切ったりフォローしたりとやや後者に近い振る舞いを見せた。が、オチとしての生放送回は極めて面白いシーンだったのですきです。
もうちょっと頑張れよオトナ組。
オマケ、というかサブヒロイン的立ち位置の実姉・さやかは非常に拗らせた感じが強く、ある意味雅史への思いの強さでは一番だろうと思わせるようなところが散見された。同人制作の話とか。
さやかは共通パートで代表として他社と渡り合うポイントがあるだけに、個別パートとのギャップが強く出て魅力が高まった気がする。
総じてストーリーを進めるのにストレスは感じられなかったものの、4作目ともなると過去作の登場人物を使いまわす方法が辛くなってきそうだなと思った。
1点気になったのは随所に同ブランドの作品紹介が入りすぎてて、CGや背景に映っているだけならまだしもその説明をキャラクターにさせるのはくどさ、煩わしさを感じた。
キャラクターについて。
キャラクターとして一番魅力的なのは姉・社長の椎葉さやか。
ストーリー感想でも書いたが、共通パートの格好良さと個別パートの可愛さが並び立っていてシナリオに最も愛されていたキャラなのでは。
一番好きなのは声優・幼馴染の宮村花梨。
一番主人公と共闘している感じがあってよかった。
共通パートではあまり存在感が出なかったが、個別パートに入って吹っ切れた感じが出ていてよかった。
キャラデザが一番好きなのは原画家の鈴本千紗。
私生活破綻していて、カップル成立前後の慣れない感じもあったが、あんまり格好いいところが見られなかったのが。
カラオケは黒歴史確定。
キャラ立ちがしっかりしてると思ったのはグラフィッカーの榊原愛。
共通パートからのヲタ引きこもり拗らせてる感じと、相反する主人公をからかう感じのマッチがよかった。
めんどくさかわいかったのは幼馴染の宮村未来。
共通パートから好意を露出していたものの、1パート以外は報われないヒロイン。
報われた個別パートでは激情家というか嫉妬心バツグンで起伏の激しいヒロイン。(胴体の起伏はそれほどでもない)
周りを大人ヒロインに囲まれ過ぎるとこうなってしまうのか‥・・・・。
と、言葉にすると上記のような感じになるが、具体的に説明するのが難しい。
システム面について。
めずらしくお気に入りボイス機能を使った。
登録したのは下記のボイス。プレイした人ならシーンが思い出せるはずだ…。

*不具合報告
自分の環境だけかもしれないが、ディスプレイがスリープしたときの復帰後、DirectSoundのセカンダリバッファに関するエラーが出て強制終了された。
ゲームをする場合はこまめにセーブをするか、ディスプレイのスリープモードを切る等の対応をした方がいいかもしれない。
総評
業界話を知りたい人はプレイして損はないかと思う。
後は毎度のことながらキャラデザかな。
紹介
(Amazon)
(FANZA)
(getchu)
ゲームデータ
タイトル:ウチはもう、延期できない。
発売元:Sonora
発売日:2021/11/26
ヒロイン:5
END:6(BAD:1)
CG:89
MUSIC:26
SCENE:19
属性:制作業界・学園・姉弟
インストール容量:2.89GB
備考:なし
ストーリー
椎葉雅史(しいばまさし)は幼馴染の宮村未来(みやむらみく)との帰り道、突如姉の椎葉さやかに拉致される。
拉致された先は、街中のとある雑居ビル。
わけもわからず連れてこられた2人だったが、そこでさやかから、この場所がさやかが代表を務めるエロゲー制作会社”ハーデスソフト”であることと、新作の制作協力──もといアルバイトを頼まれる。
ハーデスソフトにはさやかが独立する前からの付き合いである原画家の鈴本千紗、グラフィッカーの榊原愛、そして声優兼事務バイトの宮村花梨──未来の姉がいた。
今回白羽の矢が立った理由としては、未来が私小説執筆を趣味としており、その文才を当てにシナリオライティングのサブとして手伝ってほしいためだった。
雅史は何でも屋としての起用である。
紆余曲折あったものの、何とか二人が加わった新生ハーデスソフトはもう延期できないマスターアップ〆切に向け舵を切ったのである。
感想
Sonora連作です。
エロゲー制作を主軸にした作品。
業界ネタをテーマにした作品は過去にもありましたね↓。
えろげーとか。→サイトアドレス
似たような奴で、同系列からも出てますな↓。
→人気声優のつくりかた
ストーリーについて。
流石に自分のところの業界の話ということもあってか、随所に業界あるある(マスターアップの話とか)が散りばめられていてゲーマーとしてはなるほどと思うところが多々あった。勿論フィクションなので、一部脚色があったりするのだろうが。
共通パートの部分が冗長になってダレる、というのは割とエロゲあるあるだと思うけど、深堀できるネタとか、あまり擦られてないネタだと進めていてもストレスにならないのが良かった。(学園モノとかだと凡そネタは出尽くしてしまってきている感じはあるが)
一方、個別パートにおいては結構温度差があった。
幼馴染かつ同級生の未来のパートについては、結構シリアスというか、カップルが結構追い詰められる展開があり、まぁまだ学生だからと思わせるようなストーリー展開になっていた。後から考えると大したことない悩みだったりするけれど当事者的には極めて大きな悩みに感じられる、というアレ。
しかし、それ以外の千紗や愛に関しては雅史が急に頼れるスーパーヒーローのような立ち位置に変わり、おっぱい事件や生活破綻事件等も解決する立ち回りを見せる。
未来の姉、声優の花梨に関してはその中間というところではあるものの、どちらかというと敵に啖呵を切ったりフォローしたりとやや後者に近い振る舞いを見せた。が、オチとしての生放送回は極めて面白いシーンだったのですきです。
もうちょっと頑張れよオトナ組。
オマケ、というかサブヒロイン的立ち位置の実姉・さやかは非常に拗らせた感じが強く、ある意味雅史への思いの強さでは一番だろうと思わせるようなところが散見された。同人制作の話とか。
さやかは共通パートで代表として他社と渡り合うポイントがあるだけに、個別パートとのギャップが強く出て魅力が高まった気がする。
総じてストーリーを進めるのにストレスは感じられなかったものの、4作目ともなると過去作の登場人物を使いまわす方法が辛くなってきそうだなと思った。
1点気になったのは随所に同ブランドの作品紹介が入りすぎてて、CGや背景に映っているだけならまだしもその説明をキャラクターにさせるのはくどさ、煩わしさを感じた。
キャラクターについて。
キャラクターとして一番魅力的なのは姉・社長の椎葉さやか。
ストーリー感想でも書いたが、共通パートの格好良さと個別パートの可愛さが並び立っていてシナリオに最も愛されていたキャラなのでは。
一番好きなのは声優・幼馴染の宮村花梨。
一番主人公と共闘している感じがあってよかった。
共通パートではあまり存在感が出なかったが、個別パートに入って吹っ切れた感じが出ていてよかった。
キャラデザが一番好きなのは原画家の鈴本千紗。
私生活破綻していて、カップル成立前後の慣れない感じもあったが、あんまり格好いいところが見られなかったのが。
カラオケは黒歴史確定。
キャラ立ちがしっかりしてると思ったのはグラフィッカーの榊原愛。
共通パートからのヲタ引きこもり拗らせてる感じと、相反する主人公をからかう感じのマッチがよかった。
めんどくさかわいかったのは幼馴染の宮村未来。
共通パートから好意を露出していたものの、1パート以外は報われないヒロイン。
報われた個別パートでは激情家というか嫉妬心バツグンで起伏の激しいヒロイン。(胴体の起伏はそれほどでもない)
周りを大人ヒロインに囲まれ過ぎるとこうなってしまうのか‥・・・・。
と、言葉にすると上記のような感じになるが、具体的に説明するのが難しい。
システム面について。
めずらしくお気に入りボイス機能を使った。
登録したのは下記のボイス。プレイした人ならシーンが思い出せるはずだ…。

*不具合報告
自分の環境だけかもしれないが、ディスプレイがスリープしたときの復帰後、DirectSoundのセカンダリバッファに関するエラーが出て強制終了された。
ゲームをする場合はこまめにセーブをするか、ディスプレイのスリープモードを切る等の対応をした方がいいかもしれない。
総評
業界話を知りたい人はプレイして損はないかと思う。
後は毎度のことながらキャラデザかな。
紹介
(Amazon)
(FANZA)
(getchu)
魔王城Re:ビルド! 感想
先日まで夏だったはずなんですが、気が付いたら冬ですね。
ゲームデータ
タイトル:魔王城Re:ビルド!
発売元:アストロノーツ・シリウス
発売日:2021/10/29
ヒロイン:13
END:1
CG:88
MUSIC:15
SCENE:77
属性:ファンタジー・SLG
インストール容量:2.28GB
備考:修正パッチ1.01有(旧セーブ使用不可)
ストーリー
魔族と人類が争っている世界。
かつて魔族の長、魔王が人類を蹂躙していたが、人類側が結束し魔王一族を滅ぼすことに成功する。
これによって魔族は魔法を使うことが出来なくなり、従来より弱体化してしまう。
その後人類の王は、魔法を失った魔族を迫害する施策を行いつづけ、世界における魔族の立場は極めて苦しい状況になっていた。
シグレという男がいた。
迫害された魔族たちが寄り集まって暮らしているスラム街の一角で、果物屋を営んでいる。
そんなシグレの元に、フードを被り姿を隠した二人組が現れる。
その二人組は、滅ぼされた魔王の末娘・ラピスとその付き人・カルミアであった。
魔王の末娘は、シグレに魔王城の再建に協力するよう頼みこむ。
果物屋を営むシグレの裏の姿は、依頼を受けて仕事をこなす何でも屋であった。
かつて魔王を滅ぼすために助力したこともあるほど凄腕である。
魔王の末娘が魔王城の再建を進める理由は、自らのぐーたらな生活を実行できる生活環境を取り戻すためだという。
理由に納得したシグレは、魔王城の再建に必要な『魔羅水晶』を集めるため、結晶のかけらを持つ人類側の英雄たちと対峙するのであった。
魔王の妃をも篭絡した、『女犯のシグレ』の力を以って。
感想
ストーリーについて。
メインストーリーは魔王城の再建に関するあれそれが続き、サブストーリーとして各ヒロインとのミニエピソードが入ってくる流れはわかりやすい。
メインは魔王城の再建をすることになった魔王の娘ラピスに乞われて働くシグレがかつての戦友(共に戦ったとは言っていない)たちである六英雄と対峙する話。
やっぱり暗躍するものは強いんだなぁって(ラスボス感)思わされるストーリー展開。
王様弱すぎないかとは思ったものの、ストーリーについてあまり深く考えても仕方が無いという。
全てはNTRだったんだなって。
サブストーリーはサブストーリー内だけで話が連続・完結するので、メイン進行をそんなに意識しなくてもいいところが良い。
サブの発生条件はイマイチわかってなかったので、少しメインを進めつつ、サブを見たいキャラクターを進行に影響しないクエストに送り込んでいたら何となく発生した。
個人的には宮廷魔術師ミラのサブストーリーがお気に入り。
ハーレムパッチは別セット。
いつもは本編中に含まれているはずなのに、なんでですかね。
たまたま?
キャラクターについて。
自分はM&M作画が好きなので今作も満足です。
物語の根幹である魔王の娘・ラピスは主人公属性持ちという感じが強い。
日常生活は割とボロボロ気味なので、付き人のカルミアにお世話されないと生きていけなさそうだが、感情の軸はしっかり持っていて、いいものは良いし悪いものは悪いという明快な判断ができるヒロイン。
(最初は生活破綻キャラだと思っていたら、他のヒロインが予想外にぶっとんでいて結果的に常識人枠に落ち着いているのが面白い)
そして付き人のカルミア。
依頼料として一番最初に主人公に身体を捧げることになるヒロイン。魔王の娘ラピスの生活維持に貢献する良メイド。
なお本人の私生活は……というところにギャップのようなものを感じる。
メインストーリーにおいて全ヒロインの中でも重要な役どころになるのだが、彼女のパーソナルデータを把握すると肝の座り方が凄い。魔王の娘もさることながら、次々に現れるけた外れの力を持つ六英雄ヒロインや、それ以外の種族の中で自分の立場を守り切るのは至難の業では。
ラピスと合わせて何故か回想シーンが少ないのが残念。
パワーファイターのエーリカは懐に収まるととても可愛くなるのが特徴。
主人公のシグレへのアプローチは純情派ですね。
人間王の娘という立場もあり複雑な状況に置かれているが、割り切っているところがあるためか然程表に出ない。
ミラは独自路線を走っているところが強めで、魔王と人間のやりとりにも興味がほとんどなさそう。
どちらかというと自身の大望を果たすために注力しているのでそれもあって結構俯瞰的な視線。
まあデレるとかわいいんですが!
ヴィオーラさんは性格終わってる(確信)
アルフェも真面目風だったのに……(落涙)
でも私はクラーレットがすこ。
やっぱり快活キャラは人権あるな、と特にこのメンバーだと強く思わされる。
そういう意味ではある種真逆のニヴェオールさんもすこ。
気が付くと主人公に負けているところがなおよし。
ヒロインの数はやたら多いので気になるキャラが居れば楽しい。
システム面について。
ゲーム性が凄くシンプルでよかった。
エロ主体のゲームなだけに、なまじ難易度の高いSLG等にするとクリアまでのモチベーション維持に課題があるが(よっぽど面白いゲームであればまた別だが……)本作は特別なギミックを要さず、指定資源を回収しつつ拠点強化をするだけなので、プレイしやすい。
私は最初に行動回数増加の寝室を強化しつつ、襲撃用トラップの強化、そして序盤は資金が枯渇しやすいのでターンごとの資金収入を増加させる部屋を強化していけば難なくクリアは可能。
後半になると、クエストクリアのための必要ステータスが急増する場合があるので、そこでようやくクエストクリアを易化する部屋を強化していくことで十分に達成可能だった。
襲撃されることを物凄く警戒していたのでトラップを早々に強化する方針にしたが、襲撃頻度は多くないのでビビるほどでもなかった。
総評
SLGも簡単なので、キャラ気に入ってるけど難しそうで躊躇している人も十分楽しめるのでは。
周回も必要ないので、1回で満足できる。
紹介
Fanza
Amazon
げっちゅ屋
ゲームデータ
タイトル:魔王城Re:ビルド!
発売元:アストロノーツ・シリウス
発売日:2021/10/29
ヒロイン:13
END:1
CG:88
MUSIC:15
SCENE:77
属性:ファンタジー・SLG
インストール容量:2.28GB
備考:修正パッチ1.01有(旧セーブ使用不可)
ストーリー
魔族と人類が争っている世界。
かつて魔族の長、魔王が人類を蹂躙していたが、人類側が結束し魔王一族を滅ぼすことに成功する。
これによって魔族は魔法を使うことが出来なくなり、従来より弱体化してしまう。
その後人類の王は、魔法を失った魔族を迫害する施策を行いつづけ、世界における魔族の立場は極めて苦しい状況になっていた。
シグレという男がいた。
迫害された魔族たちが寄り集まって暮らしているスラム街の一角で、果物屋を営んでいる。
そんなシグレの元に、フードを被り姿を隠した二人組が現れる。
その二人組は、滅ぼされた魔王の末娘・ラピスとその付き人・カルミアであった。
魔王の末娘は、シグレに魔王城の再建に協力するよう頼みこむ。
果物屋を営むシグレの裏の姿は、依頼を受けて仕事をこなす何でも屋であった。
かつて魔王を滅ぼすために助力したこともあるほど凄腕である。
魔王の末娘が魔王城の再建を進める理由は、自らのぐーたらな生活を実行できる生活環境を取り戻すためだという。
理由に納得したシグレは、魔王城の再建に必要な『魔羅水晶』を集めるため、結晶のかけらを持つ人類側の英雄たちと対峙するのであった。
魔王の妃をも篭絡した、『女犯のシグレ』の力を以って。
感想
ストーリーについて。
メインストーリーは魔王城の再建に関するあれそれが続き、サブストーリーとして各ヒロインとのミニエピソードが入ってくる流れはわかりやすい。
メインは魔王城の再建をすることになった魔王の娘ラピスに乞われて働くシグレがかつての戦友(共に戦ったとは言っていない)たちである六英雄と対峙する話。
やっぱり暗躍するものは強いんだなぁって(ラスボス感)思わされるストーリー展開。
王様弱すぎないかとは思ったものの、ストーリーについてあまり深く考えても仕方が無いという。
全てはNTRだったんだなって。
サブストーリーはサブストーリー内だけで話が連続・完結するので、メイン進行をそんなに意識しなくてもいいところが良い。
サブの発生条件はイマイチわかってなかったので、少しメインを進めつつ、サブを見たいキャラクターを進行に影響しないクエストに送り込んでいたら何となく発生した。
個人的には宮廷魔術師ミラのサブストーリーがお気に入り。
ハーレムパッチは別セット。
いつもは本編中に含まれているはずなのに、なんでですかね。
たまたま?
キャラクターについて。
自分はM&M作画が好きなので今作も満足です。
物語の根幹である魔王の娘・ラピスは主人公属性持ちという感じが強い。
日常生活は割とボロボロ気味なので、付き人のカルミアにお世話されないと生きていけなさそうだが、感情の軸はしっかり持っていて、いいものは良いし悪いものは悪いという明快な判断ができるヒロイン。
(最初は生活破綻キャラだと思っていたら、他のヒロインが予想外にぶっとんでいて結果的に常識人枠に落ち着いているのが面白い)
そして付き人のカルミア。
依頼料として一番最初に主人公に身体を捧げることになるヒロイン。魔王の娘ラピスの生活維持に貢献する良メイド。
なお本人の私生活は……というところにギャップのようなものを感じる。
メインストーリーにおいて全ヒロインの中でも重要な役どころになるのだが、彼女のパーソナルデータを把握すると肝の座り方が凄い。魔王の娘もさることながら、次々に現れるけた外れの力を持つ六英雄ヒロインや、それ以外の種族の中で自分の立場を守り切るのは至難の業では。
ラピスと合わせて何故か回想シーンが少ないのが残念。
パワーファイターのエーリカは懐に収まるととても可愛くなるのが特徴。
主人公のシグレへのアプローチは純情派ですね。
人間王の娘という立場もあり複雑な状況に置かれているが、割り切っているところがあるためか然程表に出ない。
ミラは独自路線を走っているところが強めで、魔王と人間のやりとりにも興味がほとんどなさそう。
どちらかというと自身の大望を果たすために注力しているのでそれもあって結構俯瞰的な視線。
まあデレるとかわいいんですが!
ヴィオーラさんは性格終わってる(確信)
アルフェも真面目風だったのに……(落涙)
でも私はクラーレットがすこ。
やっぱり快活キャラは人権あるな、と特にこのメンバーだと強く思わされる。
そういう意味ではある種真逆のニヴェオールさんもすこ。
気が付くと主人公に負けているところがなおよし。
ヒロインの数はやたら多いので気になるキャラが居れば楽しい。
システム面について。
ゲーム性が凄くシンプルでよかった。
エロ主体のゲームなだけに、なまじ難易度の高いSLG等にするとクリアまでのモチベーション維持に課題があるが(よっぽど面白いゲームであればまた別だが……)本作は特別なギミックを要さず、指定資源を回収しつつ拠点強化をするだけなので、プレイしやすい。
私は最初に行動回数増加の寝室を強化しつつ、襲撃用トラップの強化、そして序盤は資金が枯渇しやすいのでターンごとの資金収入を増加させる部屋を強化していけば難なくクリアは可能。
後半になると、クエストクリアのための必要ステータスが急増する場合があるので、そこでようやくクエストクリアを易化する部屋を強化していくことで十分に達成可能だった。
襲撃されることを物凄く警戒していたのでトラップを早々に強化する方針にしたが、襲撃頻度は多くないのでビビるほどでもなかった。
総評
SLGも簡単なので、キャラ気に入ってるけど難しそうで躊躇している人も十分楽しめるのでは。
周回も必要ないので、1回で満足できる。
紹介
Fanza
Amazon
げっちゅ屋
推しのラブより恋のラブLOD 感想
夏です。毎日暑いですが、熱中症には十分お気を付けください。
私も毎日クーラーガンガン効かせています。
ゲームデータ
タイトル:推しのラブより恋のラブ~ラブ・オア・ダイ~
発売元:SukeraSomero
発売日:2021/7/30
ヒロイン:1
END:1
CG:10
MUSIC:15
SCENE:3
属性:百合・続編・アフターストーリー
インストール容量:3.43GB
備考:R-18パッチ、湯けむり解除パッチ(Steam版のみ)有
ストーリー
いろいろあって(前作参照)、ついに恋人になった速星あくる(ガチャ厨・コヘエ推し・腐女子)と古館恋(豪運の持ち主・ギャル)。
同棲生活を続けていたが、学生の恋は進路決定の時期。
ある日、恋の書いた進路調査票を見たあくるは、第一志望に自分との結婚と書かれていることに気付く。
色々と躊躇われることを乗り越えながら交際を始めていたこともあり、結婚まで思い至っていなかったあくる。
「結婚となるとお金もかかるし……推しもいるし……」
しかし、恋の先輩である宇堂藍愛と恋の関係に不思議な感情を抱いたりしながら、成り行きで結婚宣言をしてしまう。
あくるが結婚に乗り気になってくれたと思った恋は、式場の下見をしたりと既に結婚式までのカウントダウンを進めている状態。
果たしてあくるの運命やいかに────。

感想
前作感想はこちらから→リンク
ストーリーについて。
前作で紆余曲折ありながらなんとか交際にこぎ着けたあくる・恋カップル。
しかしまたしてもやらかすあくる、勢いとその場の空気に任せて疑似プロポーズのようなことを言ってしまう。
↑こいつほんとOL出来てるのか・・・(笑)
新キャラの宇堂さんに翻弄されるあくる、かと思いきや宇堂さんも結構ポンコツ系。
このゲーム、年上はポンコツしかいないぞ・・・?
恋のお母さんも再登場でわちゃわちゃするあくるが面白い。
しれっと最後いい感じに終わる志乃と宇堂藍愛。なんだよ君ら。
最後までドタバタしつつも、ちゃんと締めて結婚式でおわり。
ボリュームは多くはないですが、前作との補完を考えてこんなものかなという感じ。
ダラダラ続いてもあれだし、そもそも道筋がはっきりしているので長いパートが生まれ得ないというところ。
劇中選択肢がいくつか出ますが、エンディングは変わりません。
ただ、描写されない舞台が裏で進行するだけなので、シンプルに2周すればOKです。
そして二人のウェディングドレスはとてもかわいかったです。
ピンキーな恋ドレスがかわいい。
もっとボロボロにされるあくるが出てきてもよかったんやで(願望)。
キャラクターについて。
ただひたすらに結婚式を楽しみにしている恋がかわいすぎる罠。
推しへの愛に押し負けて嫉妬する恋がかわいすぎる罠。
ドジすぎるあくるが恋に攻められてよわよわになっているところがかわいい。
見た目パリっとできそうなOL的雰囲気を漂わせてるのになぁ……ギャップなんですよ。
新キャラの宇堂藍愛ちゃん。まさかの本命愛枠。
てっきりあくるを揶揄ってるのかと思ったらガチ恋勢だったのね……。しかも元ヤンチャ系。
見た目ド清楚な雰囲気漂わせてるのになぁ……ギャップなんですよ(2回目)。
宇堂ちゃんの策略に乗りつつさりげなくあくる達をフォローする志乃、まさに大奥の取りまとめ役の如し。
システム面について。
前作どうだったか忘れたけれど、CG枠にボイスコメントとOPムービー一緒に埋めるのすごくわかりにくいからやめてほしいな。
一個画面増やすより楽なのかもしれないですが、どれがCGでどれがそれ以外なのかがわからなくなっちゃうので、最初空き枠と勘違いしました。
総評
母数の低い百合ゲーなので、百合推しならもう買うしかない。
前作は必須かと思うので合わせてどうぞ。
紹介
Amazon(←今作、前作→)
げっちゅ屋(←今作、前作→)
FANZA(↑今作、前作↓)
推しのラブより恋のラブ 〜ラブ・オア・ダイ〜
推しのラブより恋のラブ
私も毎日クーラーガンガン効かせています。
ゲームデータ
タイトル:推しのラブより恋のラブ~ラブ・オア・ダイ~
発売元:SukeraSomero
発売日:2021/7/30
ヒロイン:1
END:1
CG:10
MUSIC:15
SCENE:3
属性:百合・続編・アフターストーリー
インストール容量:3.43GB
備考:R-18パッチ、湯けむり解除パッチ(Steam版のみ)有
ストーリー
いろいろあって(前作参照)、ついに恋人になった速星あくる(ガチャ厨・コヘエ推し・腐女子)と古館恋(豪運の持ち主・ギャル)。
同棲生活を続けていたが、学生の恋は進路決定の時期。
ある日、恋の書いた進路調査票を見たあくるは、第一志望に自分との結婚と書かれていることに気付く。
色々と躊躇われることを乗り越えながら交際を始めていたこともあり、結婚まで思い至っていなかったあくる。
「結婚となるとお金もかかるし……推しもいるし……」
しかし、恋の先輩である宇堂藍愛と恋の関係に不思議な感情を抱いたりしながら、成り行きで結婚宣言をしてしまう。
あくるが結婚に乗り気になってくれたと思った恋は、式場の下見をしたりと既に結婚式までのカウントダウンを進めている状態。
果たしてあくるの運命やいかに────。

感想
前作感想はこちらから→リンク
ストーリーについて。
前作で紆余曲折ありながらなんとか交際にこぎ着けたあくる・恋カップル。
しかしまたしてもやらかすあくる、勢いとその場の空気に任せて疑似プロポーズのようなことを言ってしまう。
↑こいつほんとOL出来てるのか・・・(笑)
新キャラの宇堂さんに翻弄されるあくる、かと思いきや宇堂さんも結構ポンコツ系。
このゲーム、年上はポンコツしかいないぞ・・・?
恋のお母さんも再登場でわちゃわちゃするあくるが面白い。
しれっと最後いい感じに終わる志乃と宇堂藍愛。なんだよ君ら。
最後までドタバタしつつも、ちゃんと締めて結婚式でおわり。
ボリュームは多くはないですが、前作との補完を考えてこんなものかなという感じ。
ダラダラ続いてもあれだし、そもそも道筋がはっきりしているので長いパートが生まれ得ないというところ。
劇中選択肢がいくつか出ますが、エンディングは変わりません。
ただ、描写されない舞台が裏で進行するだけなので、シンプルに2周すればOKです。
そして二人のウェディングドレスはとてもかわいかったです。
ピンキーな恋ドレスがかわいい。
もっとボロボロにされるあくるが出てきてもよかったんやで(願望)。
キャラクターについて。
ただひたすらに結婚式を楽しみにしている恋がかわいすぎる罠。
推しへの愛に押し負けて嫉妬する恋がかわいすぎる罠。
ドジすぎるあくるが恋に攻められてよわよわになっているところがかわいい。
見た目パリっとできそうなOL的雰囲気を漂わせてるのになぁ……ギャップなんですよ。
新キャラの宇堂藍愛ちゃん。まさかの本命愛枠。
てっきりあくるを揶揄ってるのかと思ったらガチ恋勢だったのね……。しかも元ヤンチャ系。
見た目ド清楚な雰囲気漂わせてるのになぁ……ギャップなんですよ(2回目)。
宇堂ちゃんの策略に乗りつつさりげなくあくる達をフォローする志乃、まさに大奥の取りまとめ役の如し。
システム面について。
前作どうだったか忘れたけれど、CG枠にボイスコメントとOPムービー一緒に埋めるのすごくわかりにくいからやめてほしいな。
一個画面増やすより楽なのかもしれないですが、どれがCGでどれがそれ以外なのかがわからなくなっちゃうので、最初空き枠と勘違いしました。
総評
母数の低い百合ゲーなので、百合推しならもう買うしかない。
前作は必須かと思うので合わせてどうぞ。
紹介
Amazon(←今作、前作→)
げっちゅ屋(←今作、前作→)
FANZA(↑今作、前作↓)

2,000円

2,800円
年下彼女 感想
正直にいって、ここ数ヶ月のあざらしそふと連続発売の中では大本命の作品でした。
ゲームデータ
タイトル:年下彼女
発売元:あざらしそふと
発売日:2021/6/25
ヒロイン:1
END:1
CG:18
MUSIC:13
SCENE:6
属性:学園モノ・教師×学生・ロープライス・どろ甘
インストール容量:2.07GB
備考:なし
ストーリー
まだ雪の残る3月──。
柳本裕亮は国語の新任教師として、故郷である小樽に戻ってきた。
裕亮が着任する場所には、遠い親戚の子が通っていた。
親戚の子、逢坂絢音は小さいころから幾度となく顔を合わせてきた仲である。
そして、青春真っ盛りの今に至っても”何故か”頻繁にメッセージを送ってくる。
そんな彼女の猛攻は、裕亮の新居にも頻繁に押しかけてくるほど。
ひたすら耐え続ける裕亮は、彼女の攻撃に耐えられるのか(耐えられない)。
逢坂絢音

感想
ティザーが公開されたときから今作は楽しみにしてました。
キャラデザがストライクゾーンでしたし、年下だし。
結果としては期待を裏切られなかったので良かったかなと思います。
ストーリーについて。
序盤から絢音の攻めが強い。
ストーリーの流れとしては、教師であり年長者の立場にある主人公の理性を、いかにして絢音が崩していくかというのが前半、理性コワレタ主人公が、建前を並べつつ絢音とイチャイチャするのが後半という感じですね。
地元に戻ってきたばかりの主人公の家に繰り返し突撃したり、主人公が顧問を務める部活に急遽入部したり、暇さえあればチャットを送るなど、グイグイいく絢音。
普通に考えて、遠縁の親戚とそんな頻繁にやりとりすることはあまり無い(特に異性間)ので、主人公の最初の語りを見ると「キミなにすっとぼけてんの」とツッコミを入れられて然るべきところかと思いますが、近すぎるとこんなもんなんでしょうかね。
良かったところとしては、主人公が終始受け身ではなかったことですね。
「なぜか好感度がやたら高いヒロインをみて何で好感度が高いかわからないけどまぁ勝手にしてくれればいい」みたいなスタンスの主人公だと、達観してるというか攻めるヒロインがかわいそうに感じてしまうんですが、今作はどこか主人公にも初めから恋愛関係への意識が潜在的にあるように見えるとともに、交際をスタートしてからの温泉や校内でのイチャイチャの進め方が主体的だったので良かったです。
最初に絢音との校内での呼び方を整理したりとか、表向きには「親戚としての関係」と「校内での関係」を分離しようとする意図に見えつつ、裏向きには恋愛関係に陥らないための心理防壁っぽいのがあるのでは、と思いました(裏読み)。
逆に少し残念だったなと思ったのはサブキャラの扱い。
主人公のお目付け役である「教頭先生」や主人公が顧問を務めるカメラ部の部長など、イマイチストーリーに絡んでこなかったのがもったいなかったかなと思います。
基本イチャイチャベースなので、関係がばれる!みたいな微シリアス展開は求められていなかったのかもしれませんが。
もっと回想、エロくてもよかったんやで・・・?(願望)
キャラクターについて。
絢音がかわいい。
キャラクターデザインが神がかっている。
グイグイ攻めてくるところもいい。イマイチ連れない主人公の振る舞いを見て、不安を感じている様子もいい。
前月発売のアイカギ3と違って、都会派じゃない垢抜け感もまた好き。
結局一途なんだよなあ。
総評
短編、甘イチャを求めるなら全然アリ。
キャラクターデザインが気に入ったなら全然アリ。
声が気に入ったなら全然アリ。
紹介
FANZA
Amazon
getchu
ゲームデータ
タイトル:年下彼女
発売元:あざらしそふと
発売日:2021/6/25
ヒロイン:1
END:1
CG:18
MUSIC:13
SCENE:6
属性:学園モノ・教師×学生・ロープライス・どろ甘
インストール容量:2.07GB
備考:なし
ストーリー
まだ雪の残る3月──。
柳本裕亮は国語の新任教師として、故郷である小樽に戻ってきた。
裕亮が着任する場所には、遠い親戚の子が通っていた。
親戚の子、逢坂絢音は小さいころから幾度となく顔を合わせてきた仲である。
そして、青春真っ盛りの今に至っても”何故か”頻繁にメッセージを送ってくる。
そんな彼女の猛攻は、裕亮の新居にも頻繁に押しかけてくるほど。
ひたすら耐え続ける裕亮は、彼女の攻撃に耐えられるのか(耐えられない)。
逢坂絢音

感想
ティザーが公開されたときから今作は楽しみにしてました。
キャラデザがストライクゾーンでしたし、年下だし。
結果としては期待を裏切られなかったので良かったかなと思います。
ストーリーについて。
序盤から絢音の攻めが強い。
ストーリーの流れとしては、教師であり年長者の立場にある主人公の理性を、いかにして絢音が崩していくかというのが前半、理性コワレタ主人公が、建前を並べつつ絢音とイチャイチャするのが後半という感じですね。
地元に戻ってきたばかりの主人公の家に繰り返し突撃したり、主人公が顧問を務める部活に急遽入部したり、暇さえあればチャットを送るなど、グイグイいく絢音。
普通に考えて、遠縁の親戚とそんな頻繁にやりとりすることはあまり無い(特に異性間)ので、主人公の最初の語りを見ると「キミなにすっとぼけてんの」とツッコミを入れられて然るべきところかと思いますが、近すぎるとこんなもんなんでしょうかね。
良かったところとしては、主人公が終始受け身ではなかったことですね。
「なぜか好感度がやたら高いヒロインをみて何で好感度が高いかわからないけどまぁ勝手にしてくれればいい」みたいなスタンスの主人公だと、達観してるというか攻めるヒロインがかわいそうに感じてしまうんですが、今作はどこか主人公にも初めから恋愛関係への意識が潜在的にあるように見えるとともに、交際をスタートしてからの温泉や校内でのイチャイチャの進め方が主体的だったので良かったです。
最初に絢音との校内での呼び方を整理したりとか、表向きには「親戚としての関係」と「校内での関係」を分離しようとする意図に見えつつ、裏向きには恋愛関係に陥らないための心理防壁っぽいのがあるのでは、と思いました(裏読み)。
逆に少し残念だったなと思ったのはサブキャラの扱い。
主人公のお目付け役である「教頭先生」や主人公が顧問を務めるカメラ部の部長など、イマイチストーリーに絡んでこなかったのがもったいなかったかなと思います。
基本イチャイチャベースなので、関係がばれる!みたいな微シリアス展開は求められていなかったのかもしれませんが。
もっと回想、エロくてもよかったんやで・・・?(願望)
キャラクターについて。
絢音がかわいい。
キャラクターデザインが神がかっている。
グイグイ攻めてくるところもいい。イマイチ連れない主人公の振る舞いを見て、不安を感じている様子もいい。
前月発売のアイカギ3と違って、都会派じゃない垢抜け感もまた好き。
結局一途なんだよなあ。
総評
短編、甘イチャを求めるなら全然アリ。
キャラクターデザインが気に入ったなら全然アリ。
声が気に入ったなら全然アリ。
紹介
FANZA
Amazon
getchu
コイ×ミツ ~絹織双鳩とお菓子の国の約束~ 感想
連日雨で気が滅入りますが、なんとかがんばりましょう。
ゲームデータ
タイトル:コイ×ミツ ~絹織双鳩とお菓子の国の約束~
発売元:とるてそふと
発売日:2021/6/25
ヒロイン:1
END:1
CG:19(アペンド含む)
MUSIC:-(記載なし)
SCENE:4(+アペンド:3)
属性:ロープライス・学園モノ・先輩・お嬢様
インストール容量:1.69GB
備考:アペンドは同シリーズ他作品を購入し会員サイトに要登録
ストーリー
顔つきがヤクザのように見える、ということで何かと誤解されがちな主人公。
その実、お菓子作りが好きで少女マンガが好きな、将来パティシエになりたい系の青年である。
ある日、主人公はクラスメイト・八重練紗祈が隠し持っていた「ひみつ」ノートを発見してしまう。
そこに書かれていたのは、紗祈がこれまで妄想を広げてきた少女マンガさながらの場面設定。
恋愛マスターとして校内で人気の、金髪のギャルっぽい見た目をした彼女はなんと恋愛未経験の妄想少女だったのだ。
※恋愛マスターとしての意見は大体少女マンガを参考にしたアドバイスである
期せずして、同好の士であることが明らかになった二人は、マンガをこっそり共有したり「スイーツら部」なる部活を立ち上げたりしながら徐々に仲良くなっていく。
主人公の従妹:や何故か主人公に絡んでくる校内でも屈指の人気を誇る先輩を巻き込みながら、二人の関係性は変わっていく────。
絹織双鳩

感想
シリーズ3部作の3作目です。
これで全ヒロインが出尽くしたことになりますね。
※シリーズ1作目感想エントリ→コイ×ミツ ~八重練紗祈と赤い糸の王子様~ 感想
※シリーズ2作目感想エントリ→未プレイ
ストーリーについて。
メインヒロインじゃん!
共通ルートで明かされていた主人公のかつての友人:ジョセフは彼女だったということで、過去から至る正史に到達したような心持ちでした。
本作のスタート地点は、各シナリオ共通の「連続デート」から開始する流れでしたね。1作目のヒロインである八重練紗祈や2作目のヒロインの千葉静玖とデートした後ですね。
共通ルートの流れはほぼ同じで、双鳩とデートする番になった時に急なお仕事でキャンセルになってしまったところ、主人公が仕事現場に行ってお手伝いしたりアレコレする感じから始まりましたね。
熱中症の件とか、浜辺のシーンとか、少しずつ変化が加わっていました。
共通ルートにおける双鳩先輩は、わりと敬遠されがちな主人公を見守っているザ・先輩ポジションだったのですが、個別√に入った後の双鳩先輩は拗らせ系幼馴染に様変わり。
交際し始めた後も、「しかたないなー」的な雰囲気を漂わせながらも、割とワガママ寄りになったり、色々お悩みを抱えていたりするなど共通ルートとの雰囲気の違いが際立っていた感じがします。
この際立ち具合が、いい意味で「あー、これは双鳩を選んだ世界なんだな」と感じられるポイントで、よかったです。
とても最初の共通ルートの双鳩を想像した後で、「やだやだ」って言う双鳩は直線で結びつかないギャップがあり、そこが魅力的だったなと思いました。
2作目を遊んだらもう少し感想変わるんでしょうかね?
キャラクターについて。
双鳩先輩はめんどくさかわいい。
フフーン、って言ってそうなマウント系振る舞いを見せる小悪魔的魅力を持ちつつも、個別であったように主人公がいないとダメ、という直情的甘え方を見せるポイントもあり、大人っぽく自己解決しようとしたり、自分が過去から想い続けていた相手に対して「全員デート」という選択肢を与えてしまう不器用さも持つめんどくさかわいい感じ。
これは拗らせお嬢様ですわ。
紗祈が引っ込み思案系な直情ヒロインだったのに対して、モリモリな面倒くささが特異なキャラクターでしたね。
過去からの因縁(フラグとも言う)等も解消され、最も厚みのあるヒロインでした。
見た目はちみっこお嬢様ルックでありながら大人的魅力を感じさせる雰囲気は結構好感触なヒロインでした。
私はめんどくさヒロイン大好きなタイプなので、極めてよきヒロインです。
システム面について。
アペンド解放条件が他2作全て購入、としているあたりいやらしい感じはありましたが、これがロープライスの限界なのか。
「他ルートの流れを汲むシナリオであるから購入したほうがいい」という理屈付けをした方が、買う側としてはすんなり買えた気もします。ここで中身は言いませんが、単独ルートをクリアしていれば問題ない内容でしたので。
単独のゲームに組み込むことで価格が上がるんだったらそれはそれで仕方ないような気もしますけどね。
その辺りの仕組みがすっきりしなかったのが少し残念。
総評
これはもうキャラデザ買い、もしくはアペンド狙いで買うならもう選択の余地なしですね。
共通ルートからの本流とも言えるルートなので、過去シリーズを購入していればある意味で買うしかないかもしれませんが。
紹介
Amazon
Getchu.com
Fanza
ゲームデータ
タイトル:コイ×ミツ ~絹織双鳩とお菓子の国の約束~
発売元:とるてそふと
発売日:2021/6/25
ヒロイン:1
END:1
CG:19(アペンド含む)
MUSIC:-(記載なし)
SCENE:4(+アペンド:3)
属性:ロープライス・学園モノ・先輩・お嬢様
インストール容量:1.69GB
備考:アペンドは同シリーズ他作品を購入し会員サイトに要登録
ストーリー
顔つきがヤクザのように見える、ということで何かと誤解されがちな主人公。
その実、お菓子作りが好きで少女マンガが好きな、将来パティシエになりたい系の青年である。
ある日、主人公はクラスメイト・八重練紗祈が隠し持っていた「ひみつ」ノートを発見してしまう。
そこに書かれていたのは、紗祈がこれまで妄想を広げてきた少女マンガさながらの場面設定。
恋愛マスターとして校内で人気の、金髪のギャルっぽい見た目をした彼女はなんと恋愛未経験の妄想少女だったのだ。
※恋愛マスターとしての意見は大体少女マンガを参考にしたアドバイスである
期せずして、同好の士であることが明らかになった二人は、マンガをこっそり共有したり「スイーツら部」なる部活を立ち上げたりしながら徐々に仲良くなっていく。
主人公の従妹:や何故か主人公に絡んでくる校内でも屈指の人気を誇る先輩を巻き込みながら、二人の関係性は変わっていく────。
絹織双鳩

感想
シリーズ3部作の3作目です。
これで全ヒロインが出尽くしたことになりますね。
※シリーズ1作目感想エントリ→コイ×ミツ ~八重練紗祈と赤い糸の王子様~ 感想
※シリーズ2作目感想エントリ→未プレイ
ストーリーについて。
メインヒロインじゃん!
共通ルートで明かされていた主人公のかつての友人:ジョセフは彼女だったということで、過去から至る正史に到達したような心持ちでした。
本作のスタート地点は、各シナリオ共通の「連続デート」から開始する流れでしたね。1作目のヒロインである八重練紗祈や2作目のヒロインの千葉静玖とデートした後ですね。
共通ルートの流れはほぼ同じで、双鳩とデートする番になった時に急なお仕事でキャンセルになってしまったところ、主人公が仕事現場に行ってお手伝いしたりアレコレする感じから始まりましたね。
熱中症の件とか、浜辺のシーンとか、少しずつ変化が加わっていました。
共通ルートにおける双鳩先輩は、わりと敬遠されがちな主人公を見守っているザ・先輩ポジションだったのですが、個別√に入った後の双鳩先輩は拗らせ系幼馴染に様変わり。
交際し始めた後も、「しかたないなー」的な雰囲気を漂わせながらも、割とワガママ寄りになったり、色々お悩みを抱えていたりするなど共通ルートとの雰囲気の違いが際立っていた感じがします。
この際立ち具合が、いい意味で「あー、これは双鳩を選んだ世界なんだな」と感じられるポイントで、よかったです。
とても最初の共通ルートの双鳩を想像した後で、「やだやだ」って言う双鳩は直線で結びつかないギャップがあり、そこが魅力的だったなと思いました。
2作目を遊んだらもう少し感想変わるんでしょうかね?
キャラクターについて。
双鳩先輩はめんどくさかわいい。
フフーン、って言ってそうなマウント系振る舞いを見せる小悪魔的魅力を持ちつつも、個別であったように主人公がいないとダメ、という直情的甘え方を見せるポイントもあり、大人っぽく自己解決しようとしたり、自分が過去から想い続けていた相手に対して「全員デート」という選択肢を与えてしまう不器用さも持つめんどくさかわいい感じ。
これは拗らせお嬢様ですわ。
紗祈が引っ込み思案系な直情ヒロインだったのに対して、モリモリな面倒くささが特異なキャラクターでしたね。
過去からの因縁(フラグとも言う)等も解消され、最も厚みのあるヒロインでした。
見た目はちみっこお嬢様ルックでありながら大人的魅力を感じさせる雰囲気は結構好感触なヒロインでした。
私はめんどくさヒロイン大好きなタイプなので、極めてよきヒロインです。
システム面について。
アペンド解放条件が他2作全て購入、としているあたりいやらしい感じはありましたが、これがロープライスの限界なのか。
「他ルートの流れを汲むシナリオであるから購入したほうがいい」という理屈付けをした方が、買う側としてはすんなり買えた気もします。ここで中身は言いませんが、単独ルートをクリアしていれば問題ない内容でしたので。
単独のゲームに組み込むことで価格が上がるんだったらそれはそれで仕方ないような気もしますけどね。
その辺りの仕組みがすっきりしなかったのが少し残念。
総評
これはもうキャラデザ買い、もしくはアペンド狙いで買うならもう選択の余地なしですね。
共通ルートからの本流とも言えるルートなので、過去シリーズを購入していればある意味で買うしかないかもしれませんが。
紹介
Amazon
Getchu.com
Fanza