月に寄り添う乙女の作法

こんばんは。今日はハロウィーンです
我が家ではかぼちゃ尽くしの料理を作って食べました・・・体が黄色くはならないでしょうが。

というわけで、今夜はNAVELから。



ゲームデータ
タイトル：月に寄り添う乙女の作法
発売元：NAVEL
発売日：2012/10/26
ヒロイン：4
END：5
CG：101
MUSIC：33
SCENE：13
属性：お嬢様・学園モノ・女装系・受け
インストール容量：3.37GB
備考：修正パッチ公開中（セーブデータ互換なし）



ストーリー
その時、彼はその生を終えようとしていた。
望まれない子として生まれたものの厳しい指導の下成長してきた彼――大蔵遊星は唯一の寄り代であった母を失い生きる事に絶望していた。
そんな彼を待ち受けていたのは賊の襲撃。彼は思った、これで死ねると。
ところが彼は本能的に生きる事を求めていた。
そして賊ではなかった男が指し示した一言は、彼を奮起させるきっかけになる。


幾月か後。
彼は日本にやってきた。そして彼は指し示された分野――服飾への道を進む。
しかし本当の万能男である兄に才能がないと一蹴され半ば諦めかかっていた。
ある日彼が目にしたのは嘗て自分を奮起させた男が日本に服飾の学校を建てる事を知る。
しかし喜びもつかの間、入学条件は女性である事。


遊星は女装での入学を決意する。




感想
このストーリー、どのパートが一番面白かったかと言えば導入。
まさに最初からクライマックスみたいな雰囲気で始まったのだが中盤終盤では何だか予想された展開に。
見所は兄のSさ加減！？異常である（笑）
主人公を屑と呼べるのは世界広しと言えども彼以外にはありえないだろう。
まあそこそこ王道なので外れることはないはず。
その容姿故に家族に好かれていない主人公の雇い主。
かつての知り合いで主人公に恋焦がれる成り上がりお金持ちのお嬢様。
男性に対して嫌悪感を持つ和風お嬢様。
主人公の雇い主とはライバル関係であり友人のスイスお嬢様。異質な日本語を話す。



これ以上ないほどテンプレだ。(別に悪い意味で言っているわけではない）
メインヒロインが誰なのかはストーリーをやっていれば明らかである。
お嬢様がスキーとかな人はやるといい。
但し注意しておくと、主人公は受け展開を保有しているという事である。
（兄がデレるエンドも存在する）


誠、不思議なストーリーである。
キャラデザ買いは全く変わった結果を持ってきてくれるのがイイね。

できればメイドさんルート（+妹）も少々サブでいいから欲しかったかなぁ
NAVELはあんまりそういうことしないけど。
非常に安定したゲームである。

シーンスキップ機能は本当に便利。凄く助かる


紹介

辻堂さんの純愛ロード

私事ですが、ようやくガンダム00の映画DVDを見ることができました。
久々にみたあの登場人物をみてwktkしました。

素晴らしいアニメです。


閑話休題

今日はみなとカーニバルから。処女作です。

ゲームデータ
タイトル：辻堂さんの純愛ロード
発売元：みなとカーニバル
発売日：2012/09/28
ヒロイン：3+1
END：4
CG：79
MUSIC：27
SCENE：40
属性：処女作・学園モノ・不良・姉
インストール容量：3.08GB
備考：なし



ストーリー
普通の学生・長谷大は湘南にある稲村学園に通っている。
彼の住む湘南・・・そこは

不良の聖地

そして一般人とは一線を画したところで争う不良たちがいるのだ。

ある日、大は雨にぬれた捨て猫を助けているクラスメイトを発見する。
そのクラスメイトは湘南でも有名な不良少女―――辻堂愛だった。
不良は皆暴力気質―あるいはそれに近いものがあると思っていた大にとってその光景は驚きの一コマ。

そのギャップから大は辻堂さんのことが気になっていく。

しかしこの湘南。

不良に接近する事これ即ち一般人と一線を画しているラインを踏み越えることである。

大は不良世界の中に飛び込んでいく―――――。












感想
まあ分かっていた事ではあるが。
ヒロインは一人である。
一応ルート的には3つあるものの、そもそも主題についているだけあって辻堂愛の存在感は他の不良とは一線を画していると言わざるを得ない。
作画に関しては、まあOHPにあるとおりである。
ヒロインが全員不良と言うのは・・・何だか疲れるなぁ（笑）
まあ完成度はそれなりに高い。
みなと系列の良さを持っている点では高評価である。

また、選択肢によってヒロインの風貌が変わるシステムはキャラクターによって評価に差が出る。
まず辻堂愛。
黒髪に染めるというのはなかなかギャップもとれていいと思う。
次に片瀬恋奈。
ツインテールを降ろすのもまあ良いだろう。が、見慣れていたせいか妙にバランスが悪く感じた。
最後に腰越マキ。
日に焼けるだけなんて・・・すごくニッチな層に人気がでそうである。（個人的には興味がわかなかったが）

とまあ以上の点から明らかにメインヒロインは辻堂である。

まさに辻堂さんのために用意された道。

辻堂さんの純愛ロードであった。





紹介

LOVELY QUEST

なかなか更新する暇もなく10月です。

今日はHOOKから。


ゲームデータ
タイトル：Lovely Quest
発売元：HOOKSOFT
発売日：2012/09/28
ヒロイン：6+3
END：6
CG：92
MUSIC：25
SCENE：24
属性：いつものHOOK・学園モノ・恋愛
インストール容量：3.45GB
備考：なし



ストーリー
主人公の桜庭善一は校内でも屈指の美少女である妹を持つ普通の学生。
彼の両親は海外で教鞭をとっていて、現在は二人暮らしである。
二人の食事の面倒を見てくれているのは幼馴染。
彼女の祖母は、三人が通っている学校の理事長なのである。

そんなある日、理事長に善一は呼び出される。
用件は、「最近乱れつつある学園の風紀」であった。
最近統合され、共学になったこの学校では風紀の乱れが問題となっていた。
所構わずイチャイチャするバカップルやナンパに走る学生などが急増している現状の学園を生徒会と理事長はどうにかしたかったのだ。

そして彼に押し付けられた仕事は。
「不純異性交遊」を取り締まるために、何が「不純」で何が「セーフ」なのかを判断する事だった。
役職名、ラブリースマイル委員会。
仕事内容は恋人同士でする行為を行っていき判断する事であった。
たった一人の委員である。

そして彼と共に判断する役目を買って出たのは。
彼の妹である桜庭水穂。
幼馴染である瑚乃瀬羽美。
編入生であるアイノ＝テア＝クーヴルール
成り行きで参加することになった毒舌クラスメイトである八乙女いろは。
生徒会代表として副会長の仁科綾花。

果たして彼らによって、風紀の乱れは抑制されるのか。
はたまたより増長させる結果となるのか。

それはやってみなければわからない。




















感想
まあ、いつものアレです。
HoneyComingから続くHOOKの伝統的お家芸、恋愛を全面テーマにプッシュするタイプのやつです。
この手のタイプは嫌いじゃないですが、今作は少々残念な点が散見されました。

まず、ストーリーの肝であるラブリースマイル活動。
初回やった時には、済んだ後にレポートを書く、という場面がありそれを閲覧することが出来たのですがそれ以降はその描写がなく。
レポートが割りとしっかりしていたのでそれを徹底できなかったのは期待を裏切られた感じで残念でした。

次に、キャラクターデザインの差異。
キャラクターによってデザインのクォリティに差がありすぎです。
前作SuGirly Wishと比較すると、歴然だと思います。
よく、完全にパターン化してほぼ変化のない絵を判子絵と言ったりしますが、ここまでクォリティがずれていると残念な感じが否めないです。
どこかおかしい。


特に目立った欠点はそれくらいでした。
まあ多少の問題はあれ、いつものHOOKです。




紹介