アオイトリ
いよいよ寒くなりそろそろ炬燵の時期が近づいてますね(遅い)
炬燵に入ってぬくぬくとエロゲをする・・・・・・、これが学生時代までの冬休みの過ごし方でしたが、社会人になると冬休みはなくなってしまったので寂しい限りです・・・。
ゲームデータ
タイトル:アオイトリ
発売元:パープルソフトウェア
発売日:2017/11/24
ヒロイン:5(1√合同)
END:5
CG:117(別途、差分多め)
MUSIC:40
SCENE:25
属性:制服(学園モノ)・オカルティック(伝奇)
インストール容量:3.98GB
備考:なし
ストーリー
人里離れた山間の地にある全寮制ミッション系の女子校、霧原学園。
かつて外国人居留地であった街を学園として使っており、かつての屋敷を寮にするなど独特の雰囲気を持つ学園である。
男子禁制のこの学園だが、実は1人だけ男がいる―――。
白鳥律は、霧原学園に在籍するただ一人の男である。
かつて学園近くで幼子の時分に棄てられ、学園で引き取られ特例として過ごしていた。
学生として勉学に励むと共に、ミッション系ならではの礼拝堂にて神父として活動している。
また、半分学生でありながら学園内の雑務を担当するなど、半分教師側のような存在であった。
そんな彼には不思議な力があった。
触れた相手を"幸福"にする力―――。
単純に手を触れることでもその力は作用するが、最も効果的な方法は"性的接触"であった。
その力は奇跡とも称され、彼自身の安全を確保するため外界から隔離されて過ごしていた。
そんな力を持つ彼のことを、少女たちは天使と呼び、その力を度々求めていた。
ある日、彼の前にひとりの少女が現れる。
体から小さな翼を伸ばした彼女、メアリーは吸血鬼であった。
また、彼女の訪れによって外界との障壁に隙間を生み、それを使って電話越し彼に接触してくる悪魔。
彼らの登場をきっかけとして、閉ざされた世界の幕が上がる――――――。
メアリー・ハーカー

黒崎小夜

海野あかり

赤錆理沙

感想
パープルから。
このブログで紹介するのは未来ノスタルジア(2011)以来ですが、個人的にはシグナルハートから遊んでるのでそれなりに恩恵を受けているブランドですね。
なんだかんだいつもプレイするだけでおなかいっぱいになってしまうので、フィードバックできずに居たのですが、今回は短期決戦でなんとか。
さて、いつも通りポイントまとめで。
よかった点
1.序盤からエロい!
2.攻略順序はないけど・・・
3.序盤からクライマックス感
さて、開始5分もしないうちにエロシーン入った抜きゲーじゃないゲームが果たしていくつあっただろうか。
いきなりヒロインにあがってるあかり+モブ女子のエロから始まるわけですが、既に個性バリバリ出してましたね。
まさかあかりのニップルがそんなんだったなんて・・・。
若干暗がりの中の、お嬢様女学園で起きる情事なんてもう背徳感が抜群でしたね。
克先生の女の子たちはいつもエロいことに定評がありますが、今回も遺憾なく発揮されておりました。(あきお先生もエロかったけどまぁ・・・)
理沙先生の駄々捏ねモードはなかなか衝撃的でしたよ、はい。
実妹の小夜ともガッツリやっちゃってますし、ある意味倫理観ぶっ壊れてて好きです。
最初の分岐で、あかり以外の3人(メアリー、小夜、理沙)√に分岐するわけです。
私は最初に小夜を選んでしまいました。
トゥルーへの流れを踏まえると、どうやら小夜√が一番正史に近いようだったので(メアリーだと思ってた)。
これからプレイされる方はその辺も頭に置いたほうがイイのかもしれません。(好きなヒロインから攻略すれば良いと思うけどネ)
で、コレの何が良いかと言うと、物語の構成上最後に繋がらなければいけないので、その辺の整理が出来たルート構成になっていて良かったということですね。
たまにありますが、本当にメインヒロインルートを一発目で引いてしまって、他ヒロインの内容がおまけ感満載になってしまうような感じを避けられたのがよかったということで。
メアリーがやってきてから、いわゆる本編が始まるまでのプロローグ部分が非常によかったと思います。
たった2-3日(公式では始まりの3日間)と呼ばれていますが、ここの厚みは凄かったと思います。
凝縮すれば3日でもあれだけ重みを持たせることが出来るものなんですね。
最後のメアリーが吸血したところはもう屈服しました感あってああ、これからドロドロになっていくんだと思いました。
悪かった点
1.マウスジェスチャーは開始時にオフにしよう
2.序盤が山場過ぎたような
3.もっと、エロをください・・・(FD希望)
話とは全然関係ないですが(笑)
マウスジェスチャーの感度が良過ぎるのか私のマウスワークが下手糞なのかわかりませんが、如何せんよく反応します。
気がついたら自動送りになっていたり、スキップモードになっていたり。
最初はバグかと思いましたがただのマウスジェスチャー機能でした。
最近ジェスチャー機能多いですが、これの実用度はいかほどのものなのか、私にはわかりません。
初期設定で使用する事になっているので、使われない方はお気をつけください。
よかった点でも話しましたが、ほんとにあそこが第1部のクライマックスだったんですよ。
それを超えると一転して普通の学園モノに限りなく寄っていってしまいました。
てっきりここからますますエロエロの××××な感じになるかと思っていたのですが。(いや、小夜のところとかありましたが)
最初に主人公が言っていた、学園の女生徒から連絡が来て云々はまさかの本編中ゼロ回ですよ!(憤怒)
そういうドロドロな話にしてしまうとただの抜きゲーになっちゃうのであれですが、内心期待してないと言えばうそになるので。
そういう意味では、是非今後ともエロをくださいと言う事でFDください・・・。
といっても登場人物がかなり限られる上、話の展開上今後に続けられる要素もないので本当に可能性は低いでしょうが。
とまあこんな感じで、かなりの制服エロエロ感はあるので、気になった方は是非プレイをば。
橋本みゆきさんの主題歌もいつも通りすばらしいです。
紹介
炬燵に入ってぬくぬくとエロゲをする・・・・・・、これが学生時代までの冬休みの過ごし方でしたが、社会人になると冬休みはなくなってしまったので寂しい限りです・・・。
ゲームデータ
タイトル:アオイトリ
発売元:パープルソフトウェア
発売日:2017/11/24
ヒロイン:5(1√合同)
END:5
CG:117(別途、差分多め)
MUSIC:40
SCENE:25
属性:制服(学園モノ)・オカルティック(伝奇)
インストール容量:3.98GB
備考:なし
ストーリー
人里離れた山間の地にある全寮制ミッション系の女子校、霧原学園。
かつて外国人居留地であった街を学園として使っており、かつての屋敷を寮にするなど独特の雰囲気を持つ学園である。
男子禁制のこの学園だが、実は1人だけ男がいる―――。
白鳥律は、霧原学園に在籍するただ一人の男である。
かつて学園近くで幼子の時分に棄てられ、学園で引き取られ特例として過ごしていた。
学生として勉学に励むと共に、ミッション系ならではの礼拝堂にて神父として活動している。
また、半分学生でありながら学園内の雑務を担当するなど、半分教師側のような存在であった。
そんな彼には不思議な力があった。
触れた相手を"幸福"にする力―――。
単純に手を触れることでもその力は作用するが、最も効果的な方法は"性的接触"であった。
その力は奇跡とも称され、彼自身の安全を確保するため外界から隔離されて過ごしていた。
そんな力を持つ彼のことを、少女たちは天使と呼び、その力を度々求めていた。
ある日、彼の前にひとりの少女が現れる。
体から小さな翼を伸ばした彼女、メアリーは吸血鬼であった。
また、彼女の訪れによって外界との障壁に隙間を生み、それを使って電話越し彼に接触してくる悪魔。
彼らの登場をきっかけとして、閉ざされた世界の幕が上がる――――――。
メアリー・ハーカー

黒崎小夜

海野あかり

赤錆理沙

感想
パープルから。
このブログで紹介するのは未来ノスタルジア(2011)以来ですが、個人的にはシグナルハートから遊んでるのでそれなりに恩恵を受けているブランドですね。
なんだかんだいつもプレイするだけでおなかいっぱいになってしまうので、フィードバックできずに居たのですが、今回は短期決戦でなんとか。
さて、いつも通りポイントまとめで。
よかった点
1.序盤からエロい!
2.攻略順序はないけど・・・
3.序盤からクライマックス感
さて、開始5分もしないうちにエロシーン入った抜きゲーじゃないゲームが果たしていくつあっただろうか。
いきなりヒロインにあがってるあかり+モブ女子のエロから始まるわけですが、既に個性バリバリ出してましたね。
まさかあかりのニップルがそんなんだったなんて・・・。
若干暗がりの中の、お嬢様女学園で起きる情事なんてもう背徳感が抜群でしたね。
克先生の女の子たちはいつもエロいことに定評がありますが、今回も遺憾なく発揮されておりました。(あきお先生もエロかったけどまぁ・・・)
理沙先生の駄々捏ねモードはなかなか衝撃的でしたよ、はい。
実妹の小夜ともガッツリやっちゃってますし、ある意味倫理観ぶっ壊れてて好きです。
最初の分岐で、あかり以外の3人(メアリー、小夜、理沙)√に分岐するわけです。
私は最初に小夜を選んでしまいました。
トゥルーへの流れを踏まえると、どうやら小夜√が一番正史に近いようだったので(メアリーだと思ってた)。
これからプレイされる方はその辺も頭に置いたほうがイイのかもしれません。(好きなヒロインから攻略すれば良いと思うけどネ)
で、コレの何が良いかと言うと、物語の構成上最後に繋がらなければいけないので、その辺の整理が出来たルート構成になっていて良かったということですね。
たまにありますが、本当にメインヒロインルートを一発目で引いてしまって、他ヒロインの内容がおまけ感満載になってしまうような感じを避けられたのがよかったということで。
メアリーがやってきてから、いわゆる本編が始まるまでのプロローグ部分が非常によかったと思います。
たった2-3日(公式では始まりの3日間)と呼ばれていますが、ここの厚みは凄かったと思います。
凝縮すれば3日でもあれだけ重みを持たせることが出来るものなんですね。
最後のメアリーが吸血したところはもう屈服しました感あってああ、これからドロドロになっていくんだと思いました。
悪かった点
1.マウスジェスチャーは開始時にオフにしよう
2.序盤が山場過ぎたような
3.もっと、エロをください・・・(FD希望)
話とは全然関係ないですが(笑)
マウスジェスチャーの感度が良過ぎるのか私のマウスワークが下手糞なのかわかりませんが、如何せんよく反応します。
気がついたら自動送りになっていたり、スキップモードになっていたり。
最初はバグかと思いましたがただのマウスジェスチャー機能でした。
最近ジェスチャー機能多いですが、これの実用度はいかほどのものなのか、私にはわかりません。
初期設定で使用する事になっているので、使われない方はお気をつけください。
よかった点でも話しましたが、ほんとにあそこが第1部のクライマックスだったんですよ。
それを超えると一転して普通の学園モノに限りなく寄っていってしまいました。
てっきりここからますますエロエロの××××な感じになるかと思っていたのですが。(いや、小夜のところとかありましたが)
最初に主人公が言っていた、学園の女生徒から連絡が来て云々はまさかの本編中ゼロ回ですよ!(憤怒)
そういうドロドロな話にしてしまうとただの抜きゲーになっちゃうのであれですが、内心期待してないと言えばうそになるので。
そういう意味では、是非今後ともエロをくださいと言う事でFDください・・・。
といっても登場人物がかなり限られる上、話の展開上今後に続けられる要素もないので本当に可能性は低いでしょうが。
とまあこんな感じで、かなりの制服エロエロ感はあるので、気になった方は是非プレイをば。
橋本みゆきさんの主題歌もいつも通りすばらしいです。
紹介
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- 青春フラジャイル 感想 (2020/09/05)
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- 未来ノスタルジア (2011/09/18)
- 初恋サクラメント (2011/01/19)
純情化憐フリークス!
こんばんは。もう霜月ですね・・・。大分寒くなってきました。
今年もほとほと終わりが迫っております。
さて、このブログですがそろそろ開始から8年が経過します。(最近はほとんど更新できてませんが・・・)
ココまで続けてこられておりますのも、日頃巡回されている諸氏のお陰です。ありがとうございます。
今後とも、ちょこちょこ更新しますので思い出したときにでもどうぞ(笑)
※新しいブログを計画中(別の内容)
ゲームデータ
タイトル:純情化憐フリークス!
発売元:Wonder Fool
発売日:2017/10/27
ヒロイン:4
END:4
CG:80(アペンド含む)
MUSIC:21
SCENE:50(アペンド含む)
属性:姉モノ、妖怪
インストール容量:2.91GB
備考:なし
ストーリー
世界には、"フリークス"と呼ばれるものたちがいる。
昔話に登場するような妖怪や精霊は、この世界においては架空のものではなく顕現している。
庚幹貴は"人間"である。
両親が仕事で居ない家に、従姉の静海と二人暮らしをしている。
彼が住む島、カクリヨトバリはフリークスが多く住んでおり、至極当然のように共生している。
ある時彼の元に、ひとりの幽霊が現れる。
それは彼の幼馴染であり、かつてこの島から去って行った幽香であった。
"幽霊"となって現れたことに、あるいは最悪の可能性を思い起こさせる幹貴たち。
ひとまず、幽霊となった原因に思い当たるところがない幽香は幹貴たちの家に居候する事になる。
原因を追究するため、フリークスと人間の橋渡しをする一族の一員としてやってきた理央と付き人の九十九たちと共に
調査を始める幹貴たちであったが・・・・・・。
庚静海

柳川幽香

沼楽坂理央

九十九

感想
Wonder Foolから。本ブログでは初めて取り上げるブランドのゲームですね。
購入動機は、管理人にしては珍しくティザームービーに釣られたという。(笑)
さて、それはとりあえず今回も3本立てでまとめて行きます。
よかった点
1.やっぱり姉がナンバーワン!
2.ゲームが非常にコンパクトかつエロい
3.なるほど、ほろ苦いね・・・。
しかるに、このシナリオは主人公の幹貴の姉、静海のためのものであり、それ以外ではないという。
幽香との三角関係(恋のライバル)も、献身的な理央も全ては静海を彩るための構成要素に過ぎないのではないか・・・というくらい静海主軸のストーリーだったと思う。
静海は、周囲に"姉"というフリークスなのではないかと言われるほど、幹貴を溺愛、もとい構っており、幹貴の声であればかなりの遠方からでも駆けつけるなどのスーパーヒロインであったため、どうしても幹貴の存在が小さく見えてしまう。
そんな静海が恋愛面では非常に初心であるところなど、もはや静海に萌えないで誰に萌えろというのか。
このゲーム、非常にストーリーが短い(最近の傾向を踏まえると)。
選択肢がほぼ1回のみ(九十九or理央は2回)で、しかも概ねは共通ルートで片付けてしまっているという有様。
なので、管理人のプレイ時間もトータルで5-6時間ほどで終わってしまったのである。
風のように通り過ぎていったゲームであり、短い時間でさくっとやるには十分まとまったゲームだと思う。
エロはそれなりにガッツリあります。ムフフ
ゲームのコンセプトでも売りにしている、ちょっぴり苦いorちょっと切ない物語ということで、いうまでもなく三角関係である。
エロゲーといえば、少なからず全員の好意が初めからMAXであるにも拘らず何故か平和にENDを迎えられるというこれぞまさにエロゲ時空といわんばかりの雰囲気になっているわけだが。
通常最初から好意バリバリだったら、相手に振られてしまったときのリアクションは推して知るべし。そのあたりは感覚として、プレイヤーにしっくりくるような(ぶっとんでいない)感じだったので、ちゃんと心情を出しているとは感じられた。
(個人的に)悪かった点
1.さて、あられちゃんのルートはいずこへ
2.フリークスらしさ、とは。
3..ボリュームェ...。
このゲームで語るべきは、先に述べたとおり静海とやはりあられちゃんの存在であろう。
朧ヶ崎あられは"雪女"のフリークスであり、幹貴のクラスメートである。
先祖代々の言い伝えで、男に厳しい彼女だが、なぜ彼女はヒロインたりえなかったのか。
自己紹介ムービーを用意しておきながらこの扱い、どうしてこうなった・・・。
ステータスにかかれている"特技:家事全般"はどこで生かされるのか。
いや、アペンドはあったけどな・・・。敢えて言おう、安易であると。
個人的には理央outあられinでもイイのではないかと思わせる存在感であった。(理央が悪いわけじゃないのだけれど・・・)
フリークスといういわゆる伝奇的要素を発現している世界観なので、せっかくならそれがもっと生かされるようなストーリーであったほうがよかったのではないか・・・。
静海の超回復能力、幽香の登場など随所には見られたが、どうせなら回想シーンでも・・・(あれ、違うゲームになっちゃう?)
ろくろ首の首里なんかは、ぶっ飛んだ首で面白い回想シーン作れそうだよな(ゲス)
思ったほど、フリークスである意義が問えない感じが押し切れないなと。
やっぱり短いよなぁと。
基本的にやったことって、1.幽香の幽霊化の原因究明、2.静海の超回復能力の究明+各個別ヒロイン√になるわけで、もう少しボリューム感があってもよかったかもしれない。
(最近アリスグラムとかノラとと、ワガハイなどの長編モノが連続しているからかもしれないが・・・)
個人的にはちょっと物足りなさを感じてしまった。
総評
フルプライスでやるには少し物足りないが、ヒロインが気に入ればプレイしてもよいと思う。
残念ながらアペンドディスクは予約者限定(実販売)のため、既に買っていない人はあられの回想シーンは見られませんが・・・。
紹介


今年もほとほと終わりが迫っております。
さて、このブログですがそろそろ開始から8年が経過します。(最近はほとんど更新できてませんが・・・)
ココまで続けてこられておりますのも、日頃巡回されている諸氏のお陰です。ありがとうございます。
今後とも、ちょこちょこ更新しますので思い出したときにでもどうぞ(笑)
※新しいブログを計画中(別の内容)
ゲームデータ
タイトル:純情化憐フリークス!
発売元:Wonder Fool
発売日:2017/10/27
ヒロイン:4
END:4
CG:80(アペンド含む)
MUSIC:21
SCENE:50(アペンド含む)
属性:姉モノ、妖怪
インストール容量:2.91GB
備考:なし
ストーリー
世界には、"フリークス"と呼ばれるものたちがいる。
昔話に登場するような妖怪や精霊は、この世界においては架空のものではなく顕現している。
庚幹貴は"人間"である。
両親が仕事で居ない家に、従姉の静海と二人暮らしをしている。
彼が住む島、カクリヨトバリはフリークスが多く住んでおり、至極当然のように共生している。
ある時彼の元に、ひとりの幽霊が現れる。
それは彼の幼馴染であり、かつてこの島から去って行った幽香であった。
"幽霊"となって現れたことに、あるいは最悪の可能性を思い起こさせる幹貴たち。
ひとまず、幽霊となった原因に思い当たるところがない幽香は幹貴たちの家に居候する事になる。
原因を追究するため、フリークスと人間の橋渡しをする一族の一員としてやってきた理央と付き人の九十九たちと共に
調査を始める幹貴たちであったが・・・・・・。
庚静海

柳川幽香

沼楽坂理央

九十九

感想
Wonder Foolから。本ブログでは初めて取り上げるブランドのゲームですね。
購入動機は、管理人にしては珍しくティザームービーに釣られたという。(笑)
さて、それはとりあえず今回も3本立てでまとめて行きます。
よかった点
1.やっぱり姉がナンバーワン!
2.ゲームが非常にコンパクトかつエロい
3.なるほど、ほろ苦いね・・・。
しかるに、このシナリオは主人公の幹貴の姉、静海のためのものであり、それ以外ではないという。
幽香との三角関係(恋のライバル)も、献身的な理央も全ては静海を彩るための構成要素に過ぎないのではないか・・・というくらい静海主軸のストーリーだったと思う。
静海は、周囲に"姉"というフリークスなのではないかと言われるほど、幹貴を溺愛、もとい構っており、幹貴の声であればかなりの遠方からでも駆けつけるなどのスーパーヒロインであったため、どうしても幹貴の存在が小さく見えてしまう。
そんな静海が恋愛面では非常に初心であるところなど、もはや静海に萌えないで誰に萌えろというのか。
このゲーム、非常にストーリーが短い(最近の傾向を踏まえると)。
選択肢がほぼ1回のみ(九十九or理央は2回)で、しかも概ねは共通ルートで片付けてしまっているという有様。
なので、管理人のプレイ時間もトータルで5-6時間ほどで終わってしまったのである。
風のように通り過ぎていったゲームであり、短い時間でさくっとやるには十分まとまったゲームだと思う。
エロはそれなりにガッツリあります。ムフフ
ゲームのコンセプトでも売りにしている、ちょっぴり苦いorちょっと切ない物語ということで、いうまでもなく三角関係である。
エロゲーといえば、少なからず全員の好意が初めからMAXであるにも拘らず何故か平和にENDを迎えられるというこれぞまさにエロゲ時空といわんばかりの雰囲気になっているわけだが。
通常最初から好意バリバリだったら、相手に振られてしまったときのリアクションは推して知るべし。そのあたりは感覚として、プレイヤーにしっくりくるような(ぶっとんでいない)感じだったので、ちゃんと心情を出しているとは感じられた。
(個人的に)悪かった点
1.さて、あられちゃんのルートはいずこへ
2.フリークスらしさ、とは。
3..ボリュームェ...。
このゲームで語るべきは、先に述べたとおり静海とやはりあられちゃんの存在であろう。
朧ヶ崎あられは"雪女"のフリークスであり、幹貴のクラスメートである。
先祖代々の言い伝えで、男に厳しい彼女だが、なぜ彼女はヒロインたりえなかったのか。
自己紹介ムービーを用意しておきながらこの扱い、どうしてこうなった・・・。
ステータスにかかれている"特技:家事全般"はどこで生かされるのか。
いや、アペンドはあったけどな・・・。敢えて言おう、安易であると。
個人的には理央outあられinでもイイのではないかと思わせる存在感であった。(理央が悪いわけじゃないのだけれど・・・)
フリークスといういわゆる伝奇的要素を発現している世界観なので、せっかくならそれがもっと生かされるようなストーリーであったほうがよかったのではないか・・・。
静海の超回復能力、幽香の登場など随所には見られたが、どうせなら回想シーンでも・・・(あれ、違うゲームになっちゃう?)
ろくろ首の首里なんかは、ぶっ飛んだ首で面白い回想シーン作れそうだよな(ゲス)
思ったほど、フリークスである意義が問えない感じが押し切れないなと。
やっぱり短いよなぁと。
基本的にやったことって、1.幽香の幽霊化の原因究明、2.静海の超回復能力の究明+各個別ヒロイン√になるわけで、もう少しボリューム感があってもよかったかもしれない。
(最近アリスグラムとかノラとと、ワガハイなどの長編モノが連続しているからかもしれないが・・・)
個人的にはちょっと物足りなさを感じてしまった。
総評
フルプライスでやるには少し物足りないが、ヒロインが気に入ればプレイしてもよいと思う。
残念ながらアペンドディスクは予約者限定(実販売)のため、既に買っていない人はあられの回想シーンは見られませんが・・・。
紹介
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