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2020年納め

こんばんは。

2020年もいよいよ終わりますね。

このブログも、11年目に入って、新しい10年が始まった2021年。

相変わらず私生活(=仕事)が忙しく、ブログの更新ペースは上がりませんが(笑)。

今年は新型コロナウィルスの影響で随分と暮らしにくい1年でした。

私個人としては、コロナによって仕事が減って少しは生活が楽になるかと妙な期待を抱いていましたが、全くの期待ハズレで、むしろ仕事は増えてしまいました。

今年のブログは全部で16エントリということで、ここ暫く続いていた月1未満の更新ペースより上向きにゲームが出来ました。幸運でした。


(毎月ゲームは4−5本は購入しているはずなので、全部感想を書いていればそれなりに更新は多くなるはずですが、積んだゲームも数しれず。。。)


考えてみると、2020年そうそうのリリカルライブは本当にラッキーでした。
時期を逸していたら開催もなく、15周年を祝えなかったかもしれません。
そう考えると関係者の方には感謝するばかりです。




来年はもう少し状況が良くなって、ライブも行われて、ゲームもプレイできるような余裕のある生活が出来ることを期待して。

今年お会いしたみなさま、大変ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いいたします。


みなさん、良いお年を〜〜
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さくらの雲*スカアレットの恋 感想

年の瀬ですね。
私は先週末で無事(?)仕事納めを果たしました。
仕事始めを無事に迎えられる気はしませんが←

ゲームデータ
タイトル:さくらの雲*スカアレットの恋
発売元:きゃべつそふと
発売日:2020/9/25
ヒロイン:4
END:4
CG:95
MUSIC:26
SCENE:17
属性:SF・ミステリー・大正浪漫・時代考証
インストール容量:4.13GB
備考:なし


ストーリー
西暦2020年。
青年・風見司は桜の木の下で日向ぼっこをしていたところ、突然視界が歪み、意識を失ってしまう。
目が覚めると、傍に女性がいることに気付く。
司が持っていた詩集を読んだ女性は、その本の装丁や詩の発表年の誤植について司に問いかける。
「なぜ、今から8年後の作品が掲載されているのか」
その詩は、(1928年発表)梶井基次郎作:櫻の樹の下にはであった。

冗談にもならない会話で、自分が100年前の時代、1920年にタイムスリップしたことを知る司。
元の時間に戻る方法は「歪み」を正すこと───。
そう告げた、謎の少女:アララギの言葉を信じ、司がタイムスリップして最初に出会った女性探偵:所長と共に、1920年の東京を掛け巡りながら、奇妙な事件の謎を解くことになるのだった。


(左からメリッサ、蓮、所長、遠子)


感想
ストーリー的には今年一番かもしれない。
やられた。やられましたね。ただの大正世界を舞台にしたラブコメだと思ってたらこれだよ。
正直意表を突かれたところが多く、久々に感動したのは望外の幸運でした。
後述しますが、本作の良かった点は大きく2点。

①キャラクターの掘り下げが巧妙
②モデルとなった時代の考証が充実した世界観


ストーリーについて。
ストーリーは一本道。
まず共通ルートがあって、途中でルートが途切れるハメになってしまいそこから一人ずつヒロインを攻略していく形。
順番は共通→遠子→蓮→メリッサ→所長となっており、後半二人のストーリーに重点が置かれているようである。

この順番には理があると思う。共通ルートの衝撃の終盤を見た後に、その場の謎を明かす遠子√はわかる。
蓮√は緩衝材な感じがあります。独立したストーリーですね。
メリッサ√では、いよいよミステリーらしく舞台が整っていき、これまでは知人・友人的ポジションだったサブキャラ達との間で疑心暗鬼になる。ミステリートレイン編はなかなか興味深いですね。電車での事件といえばオリエント急行ですが、これは1934年発売なので少し時期がずれてくる感じはあります。
そして最後の所長√。全ての謎が明かされ、司は未来に帰る。

自分の衝撃が最も大きかったのは、所長√における司君ネタバレ。
確かによくよく振り返ると、共通ルートでそんな挙動してたけれども、ちょっと歴史とミステリーに詳しいだけの只の青年だと完全に勘違いしていました。いやはやまさか。
加藤大尉のネタバレよりよっぽどビックリしたので、これはプレイしてみてのお楽しみです。

最後の締め方は、元号変化期のこの時期でないとインパクトが少なくなりそうなので、ネタとしての時勢もすばらしかったかと思います。

もう一つ特徴としては、時代考証が割と行われているところで、モブキャラの後藤新平や千里眼事件など、いわゆる近代史における明治末期~大正期をベースにしたネタが多く取り入れられているところも面白いポイントだと思います。
百貨店が土足禁止だったり。(百貨店が土足OKになるのは大正末期からのようです)
ちなみに劇中でも登場する地熱発電、これも大正末期に東京電燈株式会社が日本初で実現しており、もっと言えば別府あたりで太刀川平治博士が発電に成功しています。

厳密な時代考証マニアからすると物言いがつくのかもしれませんが、ただの着色料としての大正ロマンでなく正しく世界観として大正時代を投影しているのが本作の良い特徴ですね。

キャラクターについて。
キャラクターがかわいいのはどの作品もそうなのですが、人間の多面性を感じられるようなキャラクターデザインが魅力度を引き上げている。
主人公の司しかり、一面ではただのご令嬢である遠子、従者メリッサもそうですが、サブキャラクターとして登場する柳楽刑事、櫻井鉄道員や博物館の中森館長まで、誰もが癖のある人物であることが面白い。
最も裏表がないのは所長やサブキャラの成田氏くらいなものではないでしょうか。

そういう意味では蓮も個別√に入ったら豹変(笑)するので、やっぱり時代が動く時の人物って一筋縄ではいかない人物ばかりですね。
私が一番大好きなのはメリッサちゃんです。次点は遠子。制服がかわいすぎてイケません。
所長はヒロインというか主人公の系譜ですね。


システム面について。
ストーリーが事実上一本道なので、途中で戻ったりできないところがミソです。
そういう意味ではプレイする時はタイミングを見てセーブデータを作っていかないと、誰の√分岐から再プレイしようというのが後々難しくなるような気がします。

総評
正直面白かったので、かなり評価高いです。
大正ロマンに浸りたい人には特にオススメかと。
かつ、令和を数え始めたこのタイミングだからこそプレイする時期として適切かもしれません。
ただ、エロさは期待してはいけない。

紹介
Amazon版

DMM版


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テーマ : 美少女ゲーム
ジャンル : ゲーム

響野さん家はエロゲ屋さん! 感想

いつの間にか師走がきました。
今週は特に寒くなるようで、どうぞ皆さん風邪にもコロナにもお気を付けください。
私は風邪をひきました←

ゲームデータ
タイトル:響野さん家はエロゲ屋さん!
発売元:sonora
発売日:2020/11/27
ヒロイン:5
END:5
CG:92
MUSIC:29
SCENE:19
属性:学園モノ(?)
インストール容量:2.81GB
備考:なし

ストーリー
響野さん家は雑貨屋-響野商店-を営む家。
店主のおじいさんはもう高齢。セカンドライフを送るため、店を閉めることにしました。
ところが孫娘の響野三姉妹が長女・ゆかりが店舗を改装して営業を続けると宣言。

雑貨屋さんだった響野商店は、ゆかりの意向でまさかのエロゲーショップに!
姉の行為に呆れるばかりの妹たち(紡と結衣)。商店街の一角に爆誕したエロゲーショップを手伝うことになるのでした。

さて、そんな三姉妹の昔馴染みの青年。蔵馬蓮はひょんなことから昔馴染みの響野商店に。
かつての面影がすっかりリニューアルされた響野商店で、貴重な男手として三姉妹のお手伝いをすることになるのだった。

(左から結衣、ゆかり、紡)



感想
sonora3作目です。
前作・前々作と世界観を共有しています。

ストーリーについて。
面白いことは面白いのだけれど、コレは・・・!みたいなビックリするものはあまり無かった。
舞台が前作「同じクラスのアイドルさん」と同じ学園で、前々作「僕の未来は、恋と課金と。」とも世界観を共有しているため、過去作品の登場人物がどんどん出てくる上に、ストーリーに大きく関係してくるパートも存在する。
管理人は前前作をプレイしていないが、ゲームを進めるうえではあまり気にならなかった。

けれども、前作をプレイしていないのはちょっと苦しいかもしれない。時間軸も前作とほぼ並行しているので、突然クラスメートが居なくなったりする現象を全く説明できなくなってしまう。(前作で転科する話をしているので)
単体作品にするならその辺りのフォローが必要だったのではと思う。
後は舞台がエロゲーショップだから仕方ないのだが、自社作品の名前をポンポン出し過ぎてこれはこれでどうなんだという感じ。人を選びそうだよなぁ。

全体的に主人公が弱い(存在感・立ち位置等)。

ストーリーとしては個人的に一番面白かったのは紡√。
最初はエロゲなんて・・・!と言いながらも、しっかりエロゲを勉強する、というお題目のもと主人公と”実践”に取り組む、実に王道的エロゲ展開。これなんてエロゲ。
紡はCGが全般的に魅力度高いので、(個人的感想ですが)立ち絵で少し損している気もする。

ゆかり√はエロゲーショップの立役者だけあって、さすがにストーリーもそっち寄り。
浪人生、という裏肩書はあれど、能力はあるもののエロゲに全振りした、みたいなタイプ。実にエロゲらしい。
業界の裏事情っぽいのをそれとなく語るスタイルはたまにやってるけど、このルートは特にそれっぽい。
推しブランドの新作を発売させるためにクラウドファンディングを持ち掛けるとか何者感ある。

この√でイマイチ残念だったのが、普段はズボラな姉に見えて色々できるスーパーウーマンだったところに惚れてしまう、みたいな流れ?で主人公が好意を持つんだと思われるのだけれど、その辺がさらっと行っちゃったところ。

結衣√はまさに今風なトレンドで、VTuber的なのを始める流れ。
声優にあこがれてたのかよ。そんな要素微塵も感じられなくて驚愕。
しかも放送事故起こしているのに意外と何でもない風に進んでいるのがあんまり現実味ない。放送事故があったときはこれバッドエンドだと思ったら全然大したことない小イベントになってるあたり不思議。
->そのあたり、身内にSNSバレした静乃√とのギャップが大きくてよくわからない。
結衣はかわいいんだけれど、ストーリーの温度感が他のルートと違うのが違和感を拭えない。
舞台設定を使い切って新しい道を切り開いていくあたり、彼女のためにこの舞台作られた感じがある。

静乃√はひょんなことからコスプレイヤーであることを主人公にバレたりとか、学園祭イベントで仲良くなったりとか、比較的正しく(?)学園モノをやっている感じ。
実は結構チョロインなのでは。
結衣√と違ってボコにされちゃうのは彼女の√。
でも好き。メイドコスとかはよくできていましたね。

キャラクターについて。
ヒロインはエロゲ屋さん三姉妹と、風紀委員系コスプレイヤーの同級生、響野商店と接点を持つ流通会社の新入社員。

ヒロインのなかで一番好みだったのは風紀委員系コスプレイヤー同級生の静乃。
さすが某アイドルの親戚だけあって、ビジュアルは劇中随一。
風紀委員という属性上、わりと厳正な頑固タイプかと思えばそうでもなく、要領のいい小悪魔タイプ。
風紀委員属性要らなくないかとか思うところはいろいろあるものの、喫茶店でのシーンとか、吹っ切れたベタベタ感が良かったです。

二番手は新入社員の葉子。
コンセプトが三姉妹じゃなければもっと大事にされていていいはずのヒロイン。
最初はエロに免疫が無かったのに、気が付けば屈指の流通社員に。
エロが足りないぞエロが。

三姉妹のなかで言えば、やっぱり紡がよかった。
主人公との接点が一番多いのが特徴的で、学園で一緒に過ごす様子とエロゲーショップで一緒に過ごす様子の両方が楽しめる貴重なヒロイン。
マジメちゃんは好きです。



システム面について。
シンプルなコンフィグ構成。
ルートガイドも用意されているので、任意のヒロインに辿り着くための選択肢をガイドしてくれるあたり、ストレス緩和策が徹底。
選択肢スキップも標準装備されているので、同じテキストを何度も読まなくてもいい。
(そんなにストーリーも長くないので、一周すれば流れは覚えていられる)

総評
個人的には前作「同じクラスのアイドルさん」のほうがおもしろかった印象。
とはいえ設定と、エロゲ業界裏話的なものが垣間見えるので、そのあたりが気になる場合はプレイしてみても良いかも。

紹介
(どうせDMM認証がいるので、FANZAを最初に掲示しています)
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テーマ : 美少女ゲーム
ジャンル : ゲーム

運営記録
プロフィール

アニゲムスター

Author:アニゲムスター







社会人のヲタクです。

好きなアニメ
泣ける物なら泣けなくても面白いのは大体好き。最近観たのは恋する小惑星。

好きなゲーム
コンシューマは空の軌跡
PCゲームならBaldrSky,
ef - a fairy tale of the two.ほか。

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