love,VAMPIRE FLOWERS
6月です。梅雨に入ってからはあれですね、気持ちどんよりです。
先日まで体調を崩しておりました・・・。皆さんはどうぞお気をつけくださいませ。
それでは今日の紹介。
ゲームデータ
タイトル:love, VAMPIRE FLOWERS
発売元:COSMIC CUTE
発売日:2015/05/29
ヒロイン:5
END:5
CG:88
MUSIC:26
SCENE:20+5(append)
属性:学園モノ・吸血鬼
インストール容量:4.53GB
備考:初回限定版付属アペンドあり
ストーリー
ハルト(略)は吸血鬼だった。
遥か昔、吸血鬼として活動した彼は現代によみがえった。
そしてあろうことか、長海学園の学生として生活をしている。
伝承の吸血鬼とは異なり、血ではなく精気を主として摂取するため、傍目からはただの人間とも見える。
それは、実際に彼が復活する場面を目撃し現在は戸籍上の姉となっている嵯峨家の長女・黒羽も疑う程度にである。
さて、ある日のこと。
突然、彼を新たな感覚が襲う。その感覚は、吸血鬼の修行の最中に訪れるもの。すなわち、伴侶選び。
Wahl der Blume――。
花選びと称されるこの儀式。
その期間は、個人差があり長ければ数年にも及ぶ。
しかし共通していることはひとつ。
その期間を過ぎてなお伴侶を選べなかった時。
それすなわち、吸血鬼自身の滅びが定まった時であるということだけである―――。
花選びが始まった時。
ただの学生として振舞い続けてきた吸血鬼と、その周りの人間たちの道が交わり始める。
嵯峨黒羽

御浜利枝

クリスティナ・カミニスカ

小野寺小春

エリザベート・シュナーベル

感想
さて、今回はCOSMIC CUTEです。
こずきゅーといえば、未だに『らぶぱぴ』の印象が強いのですが・・・。
らぶぱぴについてはまたいつか、ということで。
ストーリーについて。
花選びを迎え、今までの安穏とした生活が変わっていくなかで、ヒロインとかかわりを持っていくわけですが。
後から出てくる後輩たちはともかくとして、初期メン3人の好意値が最初から結構高めになっているというのがね、あれですね。典型的ラブコメを押している気がします。
評価するべきポイントとしては、しっかりシリアス部分も取り入れていることでしょうか。
ダダ甘なラブコメの特徴として、シリアスであまり落とさない作品が時々見られますが、そういったことがなかったのは良かったと思います。しかも、葛藤するのはヒロインだけではなく主人公自身にもあるということで、人物をうまく書いているなと思います。
また、特定のヒロインの後日談で別のヒロインについて触れることがあったというのも良ポイントです。
個別ルートに入ってしまうと、どうしても他のヒロインについて触らなくなってしまう、あるいは出現率が下がるといったことが発生するのですが、その点では問題なかったと思います。
評価できないポイントとしては、サブキャラである生徒会長の存在でしょうか。
ストーリー中である役割を担っている彼女ですが、ストーリーによって微妙に取り扱いに差があるのが少々。
少々でもないようなぶん投げ感が感じられますが。
ただ、らぶぱぴほどの猛毒クラスな甘イチャはないですね。(あれが例外級なだけか)
キャラクターについて。
サブキャラ同士での掛け合いがポイントですね。
サブキャラ⇔主人公はよくありますが、サブキャラ同士で楽しくやっているのが良いと思います。
ヒロインたちは可愛いです。
良い絵だと思います。利枝が作中で最も成長したヒロインといえるかと思います。
ギャップが特にあるのはリザ(エリザベート)ですね。良ポイント。
サブキャラの掛け合いをうまく繋げてみるなら
(リザand小春)→利枝→クリス→黒羽かなぁと思います。
システム面について。
標準的コンフィグは搭載されています。
若干見難い気もしますが。
一つ気になったのはテキストの既読判定。
既読スキップを働かせているのですが、ごく稀に見覚えのある既読箇所で停止することがありました。
よくよく比較すると、ルート分岐後なのか、若干変更されている文章があるのも事実ですが、もう少し厳密な既読判定をお願いしたいものです。
シーンスキップはないです。
総評
悪くないと思います。よくもないけど。
絵は可愛いですし、シーンもそこそこあります。利枝さんもう少しシーンバリエーションあってもよかったのに(性癖の違い)
折角吸血鬼が血を吸う吸わないという話なんだから倒錯的なシーンがあってもよ(ry
紹介
先日まで体調を崩しておりました・・・。皆さんはどうぞお気をつけくださいませ。
それでは今日の紹介。
ゲームデータ
タイトル:love, VAMPIRE FLOWERS
発売元:COSMIC CUTE
発売日:2015/05/29
ヒロイン:5
END:5
CG:88
MUSIC:26
SCENE:20+5(append)
属性:学園モノ・吸血鬼
インストール容量:4.53GB
備考:初回限定版付属アペンドあり
ストーリー
ハルト(略)は吸血鬼だった。
遥か昔、吸血鬼として活動した彼は現代によみがえった。
そしてあろうことか、長海学園の学生として生活をしている。
伝承の吸血鬼とは異なり、血ではなく精気を主として摂取するため、傍目からはただの人間とも見える。
それは、実際に彼が復活する場面を目撃し現在は戸籍上の姉となっている嵯峨家の長女・黒羽も疑う程度にである。
さて、ある日のこと。
突然、彼を新たな感覚が襲う。その感覚は、吸血鬼の修行の最中に訪れるもの。すなわち、伴侶選び。
Wahl der Blume――。
花選びと称されるこの儀式。
その期間は、個人差があり長ければ数年にも及ぶ。
しかし共通していることはひとつ。
その期間を過ぎてなお伴侶を選べなかった時。
それすなわち、吸血鬼自身の滅びが定まった時であるということだけである―――。
花選びが始まった時。
ただの学生として振舞い続けてきた吸血鬼と、その周りの人間たちの道が交わり始める。
嵯峨黒羽

御浜利枝

クリスティナ・カミニスカ

小野寺小春

エリザベート・シュナーベル

感想
さて、今回はCOSMIC CUTEです。
こずきゅーといえば、未だに『らぶぱぴ』の印象が強いのですが・・・。
らぶぱぴについてはまたいつか、ということで。
ストーリーについて。
花選びを迎え、今までの安穏とした生活が変わっていくなかで、ヒロインとかかわりを持っていくわけですが。
後から出てくる後輩たちはともかくとして、初期メン3人の好意値が最初から結構高めになっているというのがね、あれですね。典型的ラブコメを押している気がします。
評価するべきポイントとしては、しっかりシリアス部分も取り入れていることでしょうか。
ダダ甘なラブコメの特徴として、シリアスであまり落とさない作品が時々見られますが、そういったことがなかったのは良かったと思います。しかも、葛藤するのはヒロインだけではなく主人公自身にもあるということで、人物をうまく書いているなと思います。
また、特定のヒロインの後日談で別のヒロインについて触れることがあったというのも良ポイントです。
個別ルートに入ってしまうと、どうしても他のヒロインについて触らなくなってしまう、あるいは出現率が下がるといったことが発生するのですが、その点では問題なかったと思います。
評価できないポイントとしては、サブキャラである生徒会長の存在でしょうか。
ストーリー中である役割を担っている彼女ですが、ストーリーによって微妙に取り扱いに差があるのが少々。
少々でもないようなぶん投げ感が感じられますが。
ただ、らぶぱぴほどの猛毒クラスな甘イチャはないですね。(あれが例外級なだけか)
キャラクターについて。
サブキャラ同士での掛け合いがポイントですね。
サブキャラ⇔主人公はよくありますが、サブキャラ同士で楽しくやっているのが良いと思います。
ヒロインたちは可愛いです。
良い絵だと思います。利枝が作中で最も成長したヒロインといえるかと思います。
ギャップが特にあるのはリザ(エリザベート)ですね。良ポイント。
サブキャラの掛け合いをうまく繋げてみるなら
(リザand小春)→利枝→クリス→黒羽かなぁと思います。
システム面について。
標準的コンフィグは搭載されています。
若干見難い気もしますが。
一つ気になったのはテキストの既読判定。
既読スキップを働かせているのですが、ごく稀に見覚えのある既読箇所で停止することがありました。
よくよく比較すると、ルート分岐後なのか、若干変更されている文章があるのも事実ですが、もう少し厳密な既読判定をお願いしたいものです。
シーンスキップはないです。
総評
悪くないと思います。よくもないけど。
絵は可愛いですし、シーンもそこそこあります。利枝さんもう少しシーンバリエーションあってもよかったのに(性癖の違い)
折角吸血鬼が血を吸う吸わないという話なんだから倒錯的なシーンがあってもよ(ry
紹介
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