プライマルハーツ2
私が敬愛する声優の方が先日逝去されたということで、絶望の余りヤケ酒をした結果翌日のダメージが酷すぎて一日中死んでました。
とても素晴らしい方であり、実はとある共通点があったりなかったりするわけで、とても残念でありました。
悲しい事ではありますが、彼女の遺したアニメ作品たちを大事に扱っていこうと思いました。
それでは、気持ち新たに今日の紹介です。
ゲームデータ
タイトル:プライマルハーツ2
発売元:ま~まれぇど
発売日:2015/10/30
ヒロイン:5
END:5
CG:89
MUSIC:37
SCENE:27
属性:学園モノ・続編・前作プレイ必須
インストール容量:6.54GB
備考:修正パッチ
ストーリー
幸塚大智は3年ぶりに繚蘭市へ戻って来た。かつてヒキコモリだった彼は姉の美智によって強制的に鍛え直された。
肉体と、その他諸々の要因――美智曰く、「理想の男性」になるための修行を終えて帰ってきた彼は間ノ島学園に転入する。
間ノ島学園では、学生の自治権限が大きい学園である。生徒会が二つあり、月華会、天道会と呼ばれている。
二つの生徒会間での会議が決裂した場合に全校生徒に投票権限が与えられた選挙が開催される。
各生徒会は自身の立案した策を広報し、生徒たちの票を得ることで主張を通す事が出来る。
そして選挙が終わればノーサイド。新しく決められた案件を皆が協力して進めていくのだ。
ところが現在の学園内の空気は些か異なっていた。運動部連合と文化部連合による組織対立、それに伴う組織票の編成や部活連合の対立に嫌気が差した一般学生の選挙参加意識の希薄化。
6年前、かつての面影はそこから消え去ろうとしていた。
組織票の固定化により、繰り返し行われる選挙での同数票。偶数の学生数であるが故の完全同数。
そんな中、大智は転入する。
学園は沸き立つ。かつての伝説、スリーセブンの再来だと――――。
アリスティア・ヴァレンベリ・華蔵寺

月夜野兎姫

栗生真白

館林たては

感想
前作、プライマルハーツから作品内時間で6年後の話です。
かつての登場人物たちは、社会に出て様々なところで活躍しています。
ストーリーについて。
前作であたかも完璧だと思われていたこの学園も6年もたつと様々な綻びが見えてくるなぁという所から物語が始まります。
前作で散々主人公にアプローチをかけながらもまさかのヒロイン落ちという残念な結果になったサブヒロイン、幸塚美智の搭乗率を大幅に高めた作品になってます。
(コレだけ見ると、美智ファンに対する救済措置作品に見えなくも無い)
まあ主人公がビッチさんの弟という事でビッチさんヒロイン昇格可能性は無に帰したわけですが。
でまあ主人公はかつての活気ある学園を取り戻そうと奮闘する事になるわけです。
このストーリー、大前提として前作プレーヤーである事が求められています。随所に前作のキャラクターが登場する上に、物語の様々な点で彼らのことについて触れる機会がありますので。
個別パートで評価するとしたら、やっぱり一番良かったのは兎姫ルートかなと。
久々に見る正統派アイドルヒロインのルートな感じがしました。常識的に考えたらまあそういう壁はあるよなぁみたいな意味で。
あれ、前作にも似たような展開があったような・・・あれは確か倉g・・・。
次点でアリスティアルート。
もこもこさんという愛らしいあだ名を付けられて、何とかコミュニケーション能力を高めていこうとするお話であります。
アリスティアルートでは本当に過去の遺産が放出されている感じがしました。
かつての天道会の会長や教祖様、そして某流派の・・・。
贅沢三昧であります。
途中、コミュニケーション能力を高めるためにインターネット生放送などを試みてみる辺りは最近の世情にのっかった感じがしますね。
三番目にはたてはルート。
いや、どう考えてもゆづきちゃん焼き直しだろう・・・とは思いましたが(汗
このルートの推せるところとしては、たては自身がかつての生徒会の恩恵を受けた過去があるという所ですかね。
共通ルートでは完全解決できなかった問題について取り組んでいくルートです。多分このルート以外じゃ出来ないんだろうなぁ。
そういう意味では最も前作からの縁が強いルートだと思います。
最後は真白ルート。
このルートはわりとよく分からない。
というのも、唯一の後輩枠として入り、最終的に会長を目指す意思を手に入れるためのルートではあると思うんだが。
終始順風満帆で、どこにもサガる要素がない。つまり面白くない。
それをわかってやったのかわかってないのかは分かりませんが、「尻から始まる営みもあるよね」みたいなイロモノ扱いに。
雰囲気的には前作の某教祖様を彷彿とさせつつも、それほど盛り上がらないルートでありました。
ヒロインは実は5人いるので。
ミ、ミスターDJって・・・。
キャラクターについて。
私はやっぱり和馬派ですねぇ(前作主人公)。
なんというか、こう・・・カッコよさが違う。そりゃあもう、全然です。
いや、どれも良いキャラばかりだと思います。
完全にビッチさんが殿堂入りキャラ化してるのはなんともいえないですが・・・。
残念ながらまーまれぇどのとてもかわいいデザインだと、アリスティアがとてもキュートに見えて周囲の一般的評価との誤差が凄い。
たてははほぼ完全にゆづきと一致だし。いや、キャラデザの面ではたてはに分があったり。
しかしほんと真白はもったいない。いろいろと、うん。どうしてこんなに面白くないキャラクターになってしまったのかわかりませんが、推しポイントがないんだよなぁ・・・。
兎姫はほんと、正統派ヒロインで進めてますねぇ・・・。何故か彼女の母親だけ立ち絵が用意されているという優遇仕様。
いや、まぁ彼女のルートは家族も大きく占めてますからやむをえないか・・・。
綿貫さん?あー、普通にかわいいですよ。
一見茶目っ気たっぷりでありながらデレると凄くかわいい奴、いるいるですね。
サブキャラたちについて。
八斗島先輩はもうあれだ、御座入の対極位置の存在ですね。やる事なすことカッコイイオーラが溢れています。
但し相方の霧積さんに使われてる感じが凄いですが。
その霧積さん、バックボーンが凄すぎて。いや、コレ一つじゃあヒロインとして成立しないとは思いますが全然推せたのでは・・・?
一方月華会。
筋肉の事しか頭に無い、某作品のヤツみたいな男である敷島さん。
某アホと違って存外頭が回るような気がしてならないのですが・・・。上級国民に認められているくらいですし。
先生は、うんいつもの。
システム面について。
基本仕様。シーンスキップなし。BGVあり。
今回はストーリーの構造上の仕様なのか、アフターのショートストーリーが結構な数用意されている。
本編でのエロ回収率が少ないのはそのためであります。
総評
うーん、総合的に見ると前作ほど魅力的な作品ではなくなってしまったかもしれません。
しかしながら、ボーダーは問題なく越えられているので、ある程度高いポテンシャルは秘めていると思います。
主人公の能力差が著しいんだよなぁ。
紹介
とても素晴らしい方であり、実はとある共通点があったりなかったりするわけで、とても残念でありました。
悲しい事ではありますが、彼女の遺したアニメ作品たちを大事に扱っていこうと思いました。
それでは、気持ち新たに今日の紹介です。
ゲームデータ
タイトル:プライマルハーツ2
発売元:ま~まれぇど
発売日:2015/10/30
ヒロイン:5
END:5
CG:89
MUSIC:37
SCENE:27
属性:学園モノ・続編・前作プレイ必須
インストール容量:6.54GB
備考:修正パッチ
ストーリー
幸塚大智は3年ぶりに繚蘭市へ戻って来た。かつてヒキコモリだった彼は姉の美智によって強制的に鍛え直された。
肉体と、その他諸々の要因――美智曰く、「理想の男性」になるための修行を終えて帰ってきた彼は間ノ島学園に転入する。
間ノ島学園では、学生の自治権限が大きい学園である。生徒会が二つあり、月華会、天道会と呼ばれている。
二つの生徒会間での会議が決裂した場合に全校生徒に投票権限が与えられた選挙が開催される。
各生徒会は自身の立案した策を広報し、生徒たちの票を得ることで主張を通す事が出来る。
そして選挙が終わればノーサイド。新しく決められた案件を皆が協力して進めていくのだ。
ところが現在の学園内の空気は些か異なっていた。運動部連合と文化部連合による組織対立、それに伴う組織票の編成や部活連合の対立に嫌気が差した一般学生の選挙参加意識の希薄化。
6年前、かつての面影はそこから消え去ろうとしていた。
組織票の固定化により、繰り返し行われる選挙での同数票。偶数の学生数であるが故の完全同数。
そんな中、大智は転入する。
学園は沸き立つ。かつての伝説、スリーセブンの再来だと――――。
アリスティア・ヴァレンベリ・華蔵寺

月夜野兎姫

栗生真白

館林たては

感想
前作、プライマルハーツから作品内時間で6年後の話です。
かつての登場人物たちは、社会に出て様々なところで活躍しています。
ストーリーについて。
前作であたかも完璧だと思われていたこの学園も6年もたつと様々な綻びが見えてくるなぁという所から物語が始まります。
前作で散々主人公にアプローチをかけながらもまさかのヒロイン落ちという残念な結果になったサブヒロイン、幸塚美智の搭乗率を大幅に高めた作品になってます。
(コレだけ見ると、美智ファンに対する救済措置作品に見えなくも無い)
まあ主人公がビッチさんの弟という事でビッチさんヒロイン昇格可能性は無に帰したわけですが。
でまあ主人公はかつての活気ある学園を取り戻そうと奮闘する事になるわけです。
このストーリー、大前提として前作プレーヤーである事が求められています。随所に前作のキャラクターが登場する上に、物語の様々な点で彼らのことについて触れる機会がありますので。
個別パートで評価するとしたら、やっぱり一番良かったのは兎姫ルートかなと。
久々に見る正統派アイドルヒロインのルートな感じがしました。常識的に考えたらまあそういう壁はあるよなぁみたいな意味で。
あれ、前作にも似たような展開があったような・・・あれは確か倉g・・・。
次点でアリスティアルート。
もこもこさんという愛らしいあだ名を付けられて、何とかコミュニケーション能力を高めていこうとするお話であります。
アリスティアルートでは本当に過去の遺産が放出されている感じがしました。
かつての天道会の会長や教祖様、そして某流派の・・・。
贅沢三昧であります。
途中、コミュニケーション能力を高めるためにインターネット生放送などを試みてみる辺りは最近の世情にのっかった感じがしますね。
三番目にはたてはルート。
いや、どう考えてもゆづきちゃん焼き直しだろう・・・とは思いましたが(汗
このルートの推せるところとしては、たては自身がかつての生徒会の恩恵を受けた過去があるという所ですかね。
共通ルートでは完全解決できなかった問題について取り組んでいくルートです。多分このルート以外じゃ出来ないんだろうなぁ。
そういう意味では最も前作からの縁が強いルートだと思います。
最後は真白ルート。
このルートはわりとよく分からない。
というのも、唯一の後輩枠として入り、最終的に会長を目指す意思を手に入れるためのルートではあると思うんだが。
終始順風満帆で、どこにもサガる要素がない。つまり面白くない。
それをわかってやったのかわかってないのかは分かりませんが、「尻から始まる営みもあるよね」みたいなイロモノ扱いに。
雰囲気的には前作の某教祖様を彷彿とさせつつも、それほど盛り上がらないルートでありました。
ヒロインは実は5人いるので。
ミ、ミスターDJって・・・。
キャラクターについて。
私はやっぱり和馬派ですねぇ(前作主人公)。
なんというか、こう・・・カッコよさが違う。そりゃあもう、全然です。
いや、どれも良いキャラばかりだと思います。
完全にビッチさんが殿堂入りキャラ化してるのはなんともいえないですが・・・。
残念ながらまーまれぇどのとてもかわいいデザインだと、アリスティアがとてもキュートに見えて周囲の一般的評価との誤差が凄い。
たてははほぼ完全にゆづきと一致だし。いや、キャラデザの面ではたてはに分があったり。
しかしほんと真白はもったいない。いろいろと、うん。どうしてこんなに面白くないキャラクターになってしまったのかわかりませんが、推しポイントがないんだよなぁ・・・。
兎姫はほんと、正統派ヒロインで進めてますねぇ・・・。何故か彼女の母親だけ立ち絵が用意されているという優遇仕様。
いや、まぁ彼女のルートは家族も大きく占めてますからやむをえないか・・・。
綿貫さん?あー、普通にかわいいですよ。
一見茶目っ気たっぷりでありながらデレると凄くかわいい奴、いるいるですね。
サブキャラたちについて。
八斗島先輩はもうあれだ、御座入の対極位置の存在ですね。やる事なすことカッコイイオーラが溢れています。
但し相方の霧積さんに使われてる感じが凄いですが。
その霧積さん、バックボーンが凄すぎて。いや、コレ一つじゃあヒロインとして成立しないとは思いますが全然推せたのでは・・・?
一方月華会。
筋肉の事しか頭に無い、某作品のヤツみたいな男である敷島さん。
某アホと違って存外頭が回るような気がしてならないのですが・・・。上級国民に認められているくらいですし。
先生は、うんいつもの。
システム面について。
基本仕様。シーンスキップなし。BGVあり。
今回はストーリーの構造上の仕様なのか、アフターのショートストーリーが結構な数用意されている。
本編でのエロ回収率が少ないのはそのためであります。
総評
うーん、総合的に見ると前作ほど魅力的な作品ではなくなってしまったかもしれません。
しかしながら、ボーダーは問題なく越えられているので、ある程度高いポテンシャルは秘めていると思います。
主人公の能力差が著しいんだよなぁ。
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