銀色、遥か
ちょっとばたばたしてました。
先週はPlanetarianを深夜上映で行ってきたんですが、深夜に観るものじゃないですね。
深夜3時台の涙腺はもはや崩壊しっぱなしでしたね。はたから見ると大層変なヤツに見えたことでしょう、おそらく。
内容については恐らくいまさら語るほどのものではないほどの知名度の作品なので割愛しますが。
一昔前の・・・一昔前らしい作品だなぁと思ったり思わなかったり。
「ロボットってことでもう結末は想像できていたのに」
さて、気を取り直して。
ゲームデータ
タイトル:銀色、遥か。
発売元:toneworks
発売日:2016/08/26
ヒロイン:5
END:5
CG:110
MUSIC:46
SCENE:51
属性:ロングストーリー・大容量・学園モノ
インストール容量:7.19GB
備考:修正パッチ
ストーリー
新見雪兎(名前変更可能)は、中学2年生になった。
彼に待ち受けていたのは多くの人との出会い。
カナダからの留学生で、どことなく壁を感じる、ベスリー・ローズ・ディズリー。
空き教室で密かに演劇を練習する名白椛。
ハイテンションな後輩、蒼井雛多。
スケートリンクを舞うフィギュアスケーターの如月瑞羽。
引っ込み思案な兄妹未満の妹、新見雪月。
それぞれがそれぞれの想いを抱えていて。
それは年を経るごとに変わっていく。
そしてその変化は彼自身にも。
永く続くものとなる彼女たちとの関係が、ここから始まった―――。
(左から、雛多、瑞羽、椛、雪月、ベスリー)
感想
ということで、toneworksのヘビー級ストーリーが今年もやってまいりました。
毎度のごとく購入動機は恋泉先生が原画やってるってだけなんですが。
ストーリーについて。
中学編と学園編(エロゲーマーにとってのいつもの学園)、そしてそれ以降という3部構成ですね。
概ね中学編が共通ルート、学園編以降ではもう個別ルートといったところでしょうか。
シーンスキップつけてくれてもええんやで(チラッ)と言う程度に中学時代を5周するのはなかなかの苦行でありました。
本音を言えば、共通部では主人公がよく見えなかったというところがありましたね。
掴みどころがないというか。
「ワンルーム学級」なるものが、この時代における主舞台になるわけですが、主人公がそれまでに負っている傷を抱えている中でこの舞台というのは真、へんな歪さを感じてしまったわけであります。
即ち、「大丈夫か、この主人公」と言ったところでありました。
まぁまぁそんな中学編を抜けてみればなんということはなく。
それぞれの方向性に向けてヒロインが取り組む中で、主人公自身の進路について悩む事になるわけです。
何か一心に取り組むものを持っているヒロインと、どこか将来がぼんやりしているような主人公と。
この学園編ではヒロインの影響を受けつつ、主人公が進路を定めていくというのが筋になります。あ、もちろんヤっちゃいますよ。
そしてそれを乗り越えれば大学生・社会人になるわけです。;
ここまでくれば安心してストーリーを見ていられますね。
つまり総じて言うなら、この主人公は本当に無個性というか、妙に埋没するきらいのある普通の少年が選ばれているわけです。
この辺好き嫌いありそうですね。
キャラクターについて。
一番好きなのは椛。
二番目が瑞羽。
三番がベスリー。
四番が雛多で雪月は・・・。
椛が好感度高い理由は、良くも悪くも普通の少女であるところが大きいと思います。
中学で初めて隣になったクラスメート。(新しい出会い)
とっつきやすく、演劇に対して熱心な姿勢。(人当たりが良い)
人並みに嫉妬をして、喧嘩もする。(あぁ~若人のお約束)
大学でもやりたいことをやって、もう完全に正妻に納まり。(安定した関係性)
社会人として演劇に取り組む・・・。(生活も安定・ゆとりのある人生)
なんだこれ、パーフェクトヒロインじゃないか!!
とまぁそういう理由になるわけです。
いや、本当に良い子ですよ。
瑞羽が2位に収まっている理由は、ヒロインの中で唯一シーン頑張ってるから、ということに^^
無論、ヒロインとしても頑張ってますし、ライバルキャラであるアリスとの関係性もストーリーを盛り上げる要素ではあると思います。
(私の中では今作のタイトルは彼女がメインヒロインとして扱われているのではと思ってました)
ベスリーは、中学時代当初の無愛想感が壁を作っていたのですが、堕ちるとすごい。
主人公をグローバル化してしまう程度の能力を持っています。たいしたもんだ。
ストーリー単体としてみるなら彼女のルートが一番面白かったかも。
特にカナダ留学編は非常に面白かった。主にサブキャラのお陰かもしれないですが。
雛多が低めなのは単純に私の好みに合わなかっただけだったり。
いや、性格良しのパワフル系ヒロインで、かと思えば人の気持ちの理解が早く、有能である事には変わりないのですが。
なんだか妙にトレースし辛いストーリーだったせいか、余り感情移入できなかったのが原因かと。
雪月はなぁ。
前述の理由により、瑞羽の攻略を最後に回したわけで、その前に彼女の√をプレーしてたわけなんですが。
彼女のお陰でこの更新が大幅に遅くなったと言っても過言ではなかったり。
どうにも学生時代を彼女のルートで進めるのがキツくてですね。これが恐らく主人公のバックグラウンドであるかつて失われた家族関係による傷とも関連しているような気がしないでもないのですが。
学園編序盤まではなかなか進めるのが大変でしたね。後半以降はスムーズに進められましたが。(もしかしたら単純にヒロインとしての魅力が足りなかったのかも)
先生狙ったり、椛√の演劇部部長を攻略対象としてもよかったのでは。
システム面について。
そろそろシーンスキップを導入しましょう。先生!
フロチャは要らないので。
総評
ヒロインを絞って、長編を作り上げる事に定評のあるtoneworksとしては最大のものになったのでは。
個人的には、前作のヒロインほど魅力値が高いヒロインがいなくて物寂しさを覚えましたが。
(主に美人要素の律佳とかエロさに定評のある夏希みたいな)
エロゲとしてはもう少しバリエーションあってもイイかもしれませんね。
あとは、折角長編でヒロインを掘り下げていくなら途中で主人公がドロップアウトしてサブヒロインにいってしまうとかいうのがあってもいいかも(今後の希望)。
それだけ魅力的なヒロインを多く生み出しているということで。
紹介
先週はPlanetarianを深夜上映で行ってきたんですが、深夜に観るものじゃないですね。
深夜3時台の涙腺はもはや崩壊しっぱなしでしたね。はたから見ると大層変なヤツに見えたことでしょう、おそらく。
内容については恐らくいまさら語るほどのものではないほどの知名度の作品なので割愛しますが。
一昔前の・・・一昔前らしい作品だなぁと思ったり思わなかったり。
「ロボットってことでもう結末は想像できていたのに」
さて、気を取り直して。
ゲームデータ
タイトル:銀色、遥か。
発売元:toneworks
発売日:2016/08/26
ヒロイン:5
END:5
CG:110
MUSIC:46
SCENE:51
属性:ロングストーリー・大容量・学園モノ
インストール容量:7.19GB
備考:修正パッチ
ストーリー
新見雪兎(名前変更可能)は、中学2年生になった。
彼に待ち受けていたのは多くの人との出会い。
カナダからの留学生で、どことなく壁を感じる、ベスリー・ローズ・ディズリー。
空き教室で密かに演劇を練習する名白椛。
ハイテンションな後輩、蒼井雛多。
スケートリンクを舞うフィギュアスケーターの如月瑞羽。
引っ込み思案な兄妹未満の妹、新見雪月。
それぞれがそれぞれの想いを抱えていて。
それは年を経るごとに変わっていく。
そしてその変化は彼自身にも。
永く続くものとなる彼女たちとの関係が、ここから始まった―――。
(左から、雛多、瑞羽、椛、雪月、ベスリー)

感想
ということで、toneworksのヘビー級ストーリーが今年もやってまいりました。
毎度のごとく購入動機は恋泉先生が原画やってるってだけなんですが。
ストーリーについて。
中学編と学園編(エロゲーマーにとってのいつもの学園)、そしてそれ以降という3部構成ですね。
概ね中学編が共通ルート、学園編以降ではもう個別ルートといったところでしょうか。
シーンスキップつけてくれてもええんやで(チラッ)と言う程度に中学時代を5周するのはなかなかの苦行でありました。
本音を言えば、共通部では主人公がよく見えなかったというところがありましたね。
掴みどころがないというか。
「ワンルーム学級」なるものが、この時代における主舞台になるわけですが、主人公がそれまでに負っている傷を抱えている中でこの舞台というのは真、へんな歪さを感じてしまったわけであります。
即ち、「大丈夫か、この主人公」と言ったところでありました。
まぁまぁそんな中学編を抜けてみればなんということはなく。
それぞれの方向性に向けてヒロインが取り組む中で、主人公自身の進路について悩む事になるわけです。
何か一心に取り組むものを持っているヒロインと、どこか将来がぼんやりしているような主人公と。
この学園編ではヒロインの影響を受けつつ、主人公が進路を定めていくというのが筋になります。あ、もちろんヤっちゃいますよ。
そしてそれを乗り越えれば大学生・社会人になるわけです。;
ここまでくれば安心してストーリーを見ていられますね。
つまり総じて言うなら、この主人公は本当に無個性というか、妙に埋没するきらいのある普通の少年が選ばれているわけです。
この辺好き嫌いありそうですね。
キャラクターについて。
一番好きなのは椛。
二番目が瑞羽。
三番がベスリー。
四番が雛多で雪月は・・・。
椛が好感度高い理由は、良くも悪くも普通の少女であるところが大きいと思います。
中学で初めて隣になったクラスメート。(新しい出会い)
とっつきやすく、演劇に対して熱心な姿勢。(人当たりが良い)
人並みに嫉妬をして、喧嘩もする。(あぁ~若人のお約束)
大学でもやりたいことをやって、もう完全に正妻に納まり。(安定した関係性)
社会人として演劇に取り組む・・・。(生活も安定・ゆとりのある人生)
なんだこれ、パーフェクトヒロインじゃないか!!
とまぁそういう理由になるわけです。
いや、本当に良い子ですよ。
瑞羽が2位に収まっている理由は、ヒロインの中で唯一シーン頑張ってるから、ということに^^
無論、ヒロインとしても頑張ってますし、ライバルキャラであるアリスとの関係性もストーリーを盛り上げる要素ではあると思います。
(私の中では今作のタイトルは彼女がメインヒロインとして扱われているのではと思ってました)
ベスリーは、中学時代当初の無愛想感が壁を作っていたのですが、堕ちるとすごい。
主人公をグローバル化してしまう程度の能力を持っています。たいしたもんだ。
ストーリー単体としてみるなら彼女のルートが一番面白かったかも。
特にカナダ留学編は非常に面白かった。主にサブキャラのお陰かもしれないですが。
雛多が低めなのは単純に私の好みに合わなかっただけだったり。
いや、性格良しのパワフル系ヒロインで、かと思えば人の気持ちの理解が早く、有能である事には変わりないのですが。
なんだか妙にトレースし辛いストーリーだったせいか、余り感情移入できなかったのが原因かと。
雪月はなぁ。
前述の理由により、瑞羽の攻略を最後に回したわけで、その前に彼女の√をプレーしてたわけなんですが。
彼女のお陰でこの更新が大幅に遅くなったと言っても過言ではなかったり。
どうにも学生時代を彼女のルートで進めるのがキツくてですね。これが恐らく主人公のバックグラウンドであるかつて失われた家族関係による傷とも関連しているような気がしないでもないのですが。
学園編序盤まではなかなか進めるのが大変でしたね。後半以降はスムーズに進められましたが。(もしかしたら単純にヒロインとしての魅力が足りなかったのかも)
先生狙ったり、椛√の演劇部部長を攻略対象としてもよかったのでは。
システム面について。
そろそろシーンスキップを導入しましょう。先生!
フロチャは要らないので。
総評
ヒロインを絞って、長編を作り上げる事に定評のあるtoneworksとしては最大のものになったのでは。
個人的には、前作のヒロインほど魅力値が高いヒロインがいなくて物寂しさを覚えましたが。
(主に美人要素の律佳とかエロさに定評のある夏希みたいな)
エロゲとしてはもう少しバリエーションあってもイイかもしれませんね。
あとは、折角長編でヒロインを掘り下げていくなら途中で主人公がドロップアウトしてサブヒロインにいってしまうとかいうのがあってもいいかも(今後の希望)。
それだけ魅力的なヒロインを多く生み出しているということで。
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