生命のスペア
最近急に涼しくなってきましたね。
もう秋ですか・・・。
物寂しい時期になってきましたね。
あぁ・・・どこかに俺を暖めてくれる人はおりませぬか(懇願)
ところで、9月は千桃が控えてますね。やっとかよ、とそろそろ待ちくたびれたところでありますが。
(先月まで予約してなかったなんて言えない)
序にクロシェットのはるるみなもに!も抑えてきました。楽しみだなぁ。
ゲームデータ
タイトル:生命のスペア
発売元:あかべぇそふとすりぃ
発売日:2016/08/26
ヒロイン:1
END:1
CG:40
MUSIC:19
SCENE:7
属性:一本道・純愛
インストール容量:1.72GB
備考:なし
ストーリー
世界から、"桜"が失われつつあった。
別に天変地異とかが原因ではない。
かつて人々が綺麗だといって、春に眺めていた花見の対象:桜は梅に変わっていた。
人々は、桜と言う存在を忌避していた。
しかし、静峰竜次の家には桜の木が植えられていた。
近所の住人からは良い顔をされないが、竜次は切り倒すつもりはなかった。
この、人々から忌避される桜を”綺麗”という少女が今日も彼の家に来る。
彼女は、夙川恵璃。竜次のクラスメートである。
しかし、彼女は常に桜を身に付けている。
桜紋病――。
難病として知られるこの病気は発症したが最後、心臓移植しか助かる道はない。
もちろん適合度は非常に低く、兄弟姉妹であっても例外ではない。
その特徴として、罹患者の皮膚に桜の紋様があらわれる事がある。
疾病の発覚当時、桜が感染源であるといったようなデマが広がった結果、今日の桜への忌避感が残っているのである。
かつて竜次はこの病気で兄を失い、また恵璃も発症者である。
ある日彼女は竜次に頼み事をする。
妹を説得して欲しい――。
彼女の妹、璃亜は”奇跡的に”心臓移植適合者であった。
移植には年齢下限があり、恵璃が次に迎える誕生日でそれに達するというのだ。
そして、璃亜は移植に積極的であり、自らの心臓で姉を救う事が出来ると言って憚らない。
それならば、何を説得すると言うのか。
恵璃の答え、璃亜の生きる意味。そして残された時間。
彼らが導き出す最後の答えは何なのか―――。
感想
あかべぇ3の新作ですね。できない~に次いでやってきたそのタイプのストーリーです。
ストーリーについて。
高評価。
できない~のような、ストーリーギミックは存在しないもののその代わりにストーリーが一本だったことと、キャラが最後までぶれなかったことが非常によい点だったと思います。
主人公の父親が心変わりすることが、プレイしながら想像していた最悪の展開だったのですが、その点最後までそれは変わらなかったことが素晴らしい。
あるいは、どちらかだけ助かるとか。そんな微妙な終わりは勘弁願いたいところでありますからね。
竜次の家族と恵璃の家族の対比感凄い。
明らかにヤバい家庭と、凄く温かい家族。
ただ、後者の家族も普通の家族なんだよなぁと思わせる箇所は多分にあり、それを補って余りある程度に竜次の家族はかなりヤバイ家族であるわけですが。
いっそ猟奇的。
ただまぁ、”できない”には叶わなかったね。
やっぱり一度絶望の淵に叩き落される方が感情に対して印象を与えられるのかもしれません。
今回は言ってしまえば、終始終わりが見えている流れの中でどう進めるかというところがポイントだったように感じます。
無論、前述の理由で別のところでハラハラさせられたりしましたが。
璃亜がデザイナーベビーと言う設定もあって、実は長生きできないんですとかSFにありがちな設定だったらこの物語破綻しそうな気がしますが、どうやらこの世界ではそういう設定はないようですね。
最後のあの空気感が好き。世界から離脱していく感じが。
キャラクターについて。
そんなに登場人物は多くないし、ヒロインも一人。
ただまぁ、竜次の父親は良い意味で悪役でしたね。
璃亜は、確かに名前の意味考えるとそういうことになるのか。両親怖いなぁ。
自分の子供の名前はちゃんと考えて付けようと思いました。
クラスメートなんてもはや存在を忘れるレベル。
本当に重要じゃなかったんだなぁ。
恵璃の両親はなかなか。
父親、画家かよ。なるほど、日中に登場しても大丈夫な言い訳ですね。
母親は若すぎるなぁと思った。いや、大好物ですが。
というか、主要人物がコレだけしかいないと言うのもなかなか珍しいもので。
竜次君は普通の青年だと思いますよ。
システム面について。
特に言及する事は何も。
システムが幅利かせるような内容でもなかったので。
総評
よい。
安くてシンプルなストーリーで、重たい。
ただ如何せん短すぎるせいで感情移入が追いつかないまま終わりそうなのが難点か。
あとは、”できない”と比較してはだめだなぁと。確実に向こうのほうが重かったので。
でも、終わり方はこっちの方が好き(個人的感想)
紹介
もう秋ですか・・・。
物寂しい時期になってきましたね。
あぁ・・・どこかに俺を暖めてくれる人はおりませぬか(懇願)
ところで、9月は千桃が控えてますね。やっとかよ、とそろそろ待ちくたびれたところでありますが。
(先月まで予約してなかったなんて言えない)
序にクロシェットのはるるみなもに!も抑えてきました。楽しみだなぁ。
ゲームデータ
タイトル:生命のスペア
発売元:あかべぇそふとすりぃ
発売日:2016/08/26
ヒロイン:1
END:1
CG:40
MUSIC:19
SCENE:7
属性:一本道・純愛
インストール容量:1.72GB
備考:なし
ストーリー
世界から、"桜"が失われつつあった。
別に天変地異とかが原因ではない。
かつて人々が綺麗だといって、春に眺めていた花見の対象:桜は梅に変わっていた。
人々は、桜と言う存在を忌避していた。
しかし、静峰竜次の家には桜の木が植えられていた。
近所の住人からは良い顔をされないが、竜次は切り倒すつもりはなかった。
この、人々から忌避される桜を”綺麗”という少女が今日も彼の家に来る。
彼女は、夙川恵璃。竜次のクラスメートである。
しかし、彼女は常に桜を身に付けている。
桜紋病――。
難病として知られるこの病気は発症したが最後、心臓移植しか助かる道はない。
もちろん適合度は非常に低く、兄弟姉妹であっても例外ではない。
その特徴として、罹患者の皮膚に桜の紋様があらわれる事がある。
疾病の発覚当時、桜が感染源であるといったようなデマが広がった結果、今日の桜への忌避感が残っているのである。
かつて竜次はこの病気で兄を失い、また恵璃も発症者である。
ある日彼女は竜次に頼み事をする。
妹を説得して欲しい――。
彼女の妹、璃亜は”奇跡的に”心臓移植適合者であった。
移植には年齢下限があり、恵璃が次に迎える誕生日でそれに達するというのだ。
そして、璃亜は移植に積極的であり、自らの心臓で姉を救う事が出来ると言って憚らない。
それならば、何を説得すると言うのか。
恵璃の答え、璃亜の生きる意味。そして残された時間。
彼らが導き出す最後の答えは何なのか―――。
感想
あかべぇ3の新作ですね。できない~に次いでやってきたそのタイプのストーリーです。
ストーリーについて。
高評価。
できない~のような、ストーリーギミックは存在しないもののその代わりにストーリーが一本だったことと、キャラが最後までぶれなかったことが非常によい点だったと思います。
主人公の父親が心変わりすることが、プレイしながら想像していた最悪の展開だったのですが、その点最後までそれは変わらなかったことが素晴らしい。
あるいは、どちらかだけ助かるとか。そんな微妙な終わりは勘弁願いたいところでありますからね。
竜次の家族と恵璃の家族の対比感凄い。
明らかにヤバい家庭と、凄く温かい家族。
ただ、後者の家族も普通の家族なんだよなぁと思わせる箇所は多分にあり、それを補って余りある程度に竜次の家族はかなりヤバイ家族であるわけですが。
いっそ猟奇的。
ただまぁ、”できない”には叶わなかったね。
やっぱり一度絶望の淵に叩き落される方が感情に対して印象を与えられるのかもしれません。
今回は言ってしまえば、終始終わりが見えている流れの中でどう進めるかというところがポイントだったように感じます。
無論、前述の理由で別のところでハラハラさせられたりしましたが。
璃亜がデザイナーベビーと言う設定もあって、実は長生きできないんですとかSFにありがちな設定だったらこの物語破綻しそうな気がしますが、どうやらこの世界ではそういう設定はないようですね。
最後のあの空気感が好き。世界から離脱していく感じが。
キャラクターについて。
そんなに登場人物は多くないし、ヒロインも一人。
ただまぁ、竜次の父親は良い意味で悪役でしたね。
璃亜は、確かに名前の意味考えるとそういうことになるのか。両親怖いなぁ。
自分の子供の名前はちゃんと考えて付けようと思いました。
クラスメートなんてもはや存在を忘れるレベル。
本当に重要じゃなかったんだなぁ。
恵璃の両親はなかなか。
父親、画家かよ。なるほど、日中に登場しても大丈夫な言い訳ですね。
母親は若すぎるなぁと思った。いや、大好物ですが。
というか、主要人物がコレだけしかいないと言うのもなかなか珍しいもので。
竜次君は普通の青年だと思いますよ。
システム面について。
特に言及する事は何も。
システムが幅利かせるような内容でもなかったので。
総評
よい。
安くてシンプルなストーリーで、重たい。
ただ如何せん短すぎるせいで感情移入が追いつかないまま終わりそうなのが難点か。
あとは、”できない”と比較してはだめだなぁと。確実に向こうのほうが重かったので。
でも、終わり方はこっちの方が好き(個人的感想)
紹介
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