少女と年の差、ふたまわり
先日は初めてComic1にいってきました。
コミケより人は少なく、大手サークルを回りやすいイベントですね。
興味半分で往きましたが、気がつけば結構買い物してました。コレは良くない。
ああいう即売会とかでも使えるキャッシュレス手段があればいいのになと思った次第です。
ゲームデータ
タイトル:少女と年の差、ふたまわり
発売元:あかべぇそふとすりぃ
発売日:2018/1/26
ヒロイン:1
END:1
CG:30
MUSIC:13
SCENE:10
属性:ロープライス・従姪・分岐無し・学生
インストール容量:1.08GB
備考:なし
ストーリー
城西雅美は独り身だった。
会社員として社会に奉仕すること早幾年。気がつけば中年といわれる年齢になってしまったものの、家庭を持つこともなく淡々と日常を過ごしていた。
会社の同僚とは交流を深めることも無く、一定の距離を保ち続ける雅美であったが、唯一連絡を取り合う相手が居た。
青塚臨───雅美のいとこである。
臨は娘と二人暮らしのシングルマザーであるが、ホステスという夜の仕事に就いている関係上、娘を夜ひとりで過ごさせることが多い。
娘───水香は学生であり、家事などのある程度のことは出来るが、そうはいっても一人娘。臨から水香を構ってやって欲しいと頼まれた雅美は、水香に連絡をする。
これは、ひとりの中年サラリーマンと少女の物語。

感想
あかべぇのロープライス作品です。
凄く感情移入できてよかった。
個人的に感情移入できたのは、自分にも近しい環境が成立しうる状態だったというのが大きいですね。
ストーリーについて。
ストーリーは、良い意味で普通です。
異世界にいったり、多くのヒロインに囲まれてわいわいやるわけでもなく、唯々淡々とサラリーマンの日常を描いていくだけです。これが一般的なサラリーマンの日常かと言えばまた其れは別の話でありますが。
それ故に、進めていく間に感じるのはもどかしさ。
そもそもいとこの姪であるが故に、特にそういった感情を抱くことも無い雅美と、好意を抱きつつも照れ隠しなどの感情と若干大人びたような素振りを見せる水香。
序盤から妙なむず痒さを感じながらプレイする羽目になりました。
驚天動地な展開も無く。
この物語の一番の山場はやはり臨とのやり取りになるのでしょうかね。
雅美にとっては臨はいとこであると共にも過去の思いもあり、かつ水香の母親であるわけですから、心中は複雑なものでしょうし。
それを言えば受ける側の臨はどうしろという話になるわけですが。いとこ・・・弟のように見ていた人間が娘の彼氏であるなんていわれたら普通の感覚なら発狂モノです、多分。
とまぁ難題はありますが、このストーリーの楽しみどころは主人公とヒロインが1対1の小さな世界でじわじわと距離を縮めていくところに尽きると思います。
キャラクターについて。
ヒロインの水香はとても魅力的です。
何が良いかといわれれば、普通の学生に限りなく寄っているところだと思います。(←これだけ見ると変態っぽい)
ステレオタイプ的な感性であれですが、クラスメートにひとりや二人居そうなタイプですね。
クラスメートとわいわいやるタイプというよりは、少し背伸びをしているタイプ。
片親で、少し責任感が強いとか兄弟姉妹が居らず、近しい親戚が中年のおっさん(雅美)ですから、意図せずとも少し背伸びをするようになるのかなと思います。
とはいいつつも、雅美に対しても臨に対しても甘えが無いわけでもなく、昨今の記号化傾向のあるヒロインとは少し違う雰囲気を感じました。人間っぽい。
あと、カチューシャ(orリボン?)の有無は結構外見年齢を左右しますね。そういうファクターがあるとは思わず感心しました。リボンをつけていると気持ち幼く見えます。
一方雅美はごく普通のサラリーマン。
対人の一般社交性はありつつも、ほぼペルソナ。
実は対人能力は高くないという社会で揉まれていくために形成されたような仮面を被ったおっさんです。
あー、気持ち分かる気がする。
プレイヤー的には感情移入しやすそうなタイプかもしれません。
総評
唯々月たすく先生の描くヒロインの可愛さに惹かれたら即買いです。
他のゲームヒロインの属性付け過ぎ感に厭いた人にもオススメ。
紹介
コミケより人は少なく、大手サークルを回りやすいイベントですね。
興味半分で往きましたが、気がつけば結構買い物してました。コレは良くない。
ああいう即売会とかでも使えるキャッシュレス手段があればいいのになと思った次第です。
ゲームデータ
タイトル:少女と年の差、ふたまわり
発売元:あかべぇそふとすりぃ
発売日:2018/1/26
ヒロイン:1
END:1
CG:30
MUSIC:13
SCENE:10
属性:ロープライス・従姪・分岐無し・学生
インストール容量:1.08GB
備考:なし
ストーリー
城西雅美は独り身だった。
会社員として社会に奉仕すること早幾年。気がつけば中年といわれる年齢になってしまったものの、家庭を持つこともなく淡々と日常を過ごしていた。
会社の同僚とは交流を深めることも無く、一定の距離を保ち続ける雅美であったが、唯一連絡を取り合う相手が居た。
青塚臨───雅美のいとこである。
臨は娘と二人暮らしのシングルマザーであるが、ホステスという夜の仕事に就いている関係上、娘を夜ひとりで過ごさせることが多い。
娘───水香は学生であり、家事などのある程度のことは出来るが、そうはいっても一人娘。臨から水香を構ってやって欲しいと頼まれた雅美は、水香に連絡をする。
これは、ひとりの中年サラリーマンと少女の物語。

感想
あかべぇのロープライス作品です。
凄く感情移入できてよかった。
個人的に感情移入できたのは、自分にも近しい環境が成立しうる状態だったというのが大きいですね。
ストーリーについて。
ストーリーは、良い意味で普通です。
異世界にいったり、多くのヒロインに囲まれてわいわいやるわけでもなく、唯々淡々とサラリーマンの日常を描いていくだけです。これが一般的なサラリーマンの日常かと言えばまた其れは別の話でありますが。
それ故に、進めていく間に感じるのはもどかしさ。
そもそもいとこの姪であるが故に、特にそういった感情を抱くことも無い雅美と、好意を抱きつつも照れ隠しなどの感情と若干大人びたような素振りを見せる水香。
序盤から妙なむず痒さを感じながらプレイする羽目になりました。
驚天動地な展開も無く。
この物語の一番の山場はやはり臨とのやり取りになるのでしょうかね。
雅美にとっては臨はいとこであると共にも過去の思いもあり、かつ水香の母親であるわけですから、心中は複雑なものでしょうし。
それを言えば受ける側の臨はどうしろという話になるわけですが。いとこ・・・弟のように見ていた人間が娘の彼氏であるなんていわれたら普通の感覚なら発狂モノです、多分。
とまぁ難題はありますが、このストーリーの楽しみどころは主人公とヒロインが1対1の小さな世界でじわじわと距離を縮めていくところに尽きると思います。
キャラクターについて。
ヒロインの水香はとても魅力的です。
何が良いかといわれれば、普通の学生に限りなく寄っているところだと思います。(←これだけ見ると変態っぽい)
ステレオタイプ的な感性であれですが、クラスメートにひとりや二人居そうなタイプですね。
クラスメートとわいわいやるタイプというよりは、少し背伸びをしているタイプ。
片親で、少し責任感が強いとか兄弟姉妹が居らず、近しい親戚が中年のおっさん(雅美)ですから、意図せずとも少し背伸びをするようになるのかなと思います。
とはいいつつも、雅美に対しても臨に対しても甘えが無いわけでもなく、昨今の記号化傾向のあるヒロインとは少し違う雰囲気を感じました。人間っぽい。
あと、カチューシャ(orリボン?)の有無は結構外見年齢を左右しますね。そういうファクターがあるとは思わず感心しました。リボンをつけていると気持ち幼く見えます。
一方雅美はごく普通のサラリーマン。
対人の一般社交性はありつつも、ほぼペルソナ。
実は対人能力は高くないという社会で揉まれていくために形成されたような仮面を被ったおっさんです。
あー、気持ち分かる気がする。
プレイヤー的には感情移入しやすそうなタイプかもしれません。
総評
唯々月たすく先生の描くヒロインの可愛さに惹かれたら即買いです。
他のゲームヒロインの属性付け過ぎ感に厭いた人にもオススメ。
紹介
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