その日の獣には、
相変わらず寒いですね、といいつつもごく最近は気温急上昇の機運があったりして予断を許さない感じですね。
花粉も飛んでるようです。同僚は苦しんでいました。
ゲームデータ
タイトル:その日の獣には、
発売元:minori
発売日:2019/1/25
ヒロイン:3
END:3
CG:224
MUSIC:43
SCENE:10
属性:部活モノ・伝奇・学園
インストール容量:5.82GB
備考:なし
ストーリー
友瀬律希(ともせりつき)は理不尽さを憂いた。
昔から演劇に触れる機会があり、また演劇に嵌っていた律希は、妹の瑠奈、幼馴染の舞雪、学園に入学してからクラスメートとなった祈莉と共に学園の演劇部に入部した。
この学園は演劇に力を入れており、無論演劇部もそれだけレベルの高い活動を行っている部活だった。
そして迎えた最初の全国大会。
演劇部のなかでの学内予選が実施されることになっている。
無論律希たちは出場するつもりであった。
しかし、告げられたのは残酷な一言。
「一年生には予選に出場する権利が無い」
これは演劇部が続いてきたなかでの慣習でもあり、ある程度の実力に達していないと考えられる一年生を初めからはずしているのである。演劇部で経験を積んでから、というのが常道なのだ。
律希たちは納得がいかない。
瑠奈は元子役として活躍していた実績もあり、一年生というだけで選考すらされないというのはあまりにも理不尽であると唱えた。
律希たちの抗議に対して、演劇部部長のつばさは、律希たち4人でまず演劇を行い、評価に値するものであれば予選へ出場することを認めることにした。プレ選考会である。
そこで律希たちはプレ選考に向けて演劇の練習を始めることになる。
しかし、脚本・メンバーの演劇経験の少なさなどから難航する。
そんな時、メンバーの一人である祈莉がある台本を持ってくる。
"その日の獣には、"
これが、彼らが演じることになる演劇の台本であった───。
感想
ストーリーについて。
今回のminoriのストーリーは割りと平易でした。
トリノラインのときは色々と考えさせられることもあり、非常に高次元な要素がストーリーに散らばっていたけれど、今回はいたってシンプル。
途中でエタらずに何とか最後までたどり着けたのは進歩かと。
本ストーリーは演劇を成功させるために、ヒロイン達が奮闘するという流れになっている。
"その日の獣には、"には、主人公の獣とヒロインの少女が居て、3人の内誰を少女役にするかでストーリーが決まる、選択肢は1度だけです。
少し残念だったのは、律希の存在感。
どっちがヒロインなのか分からない程度に律希活躍してないイメージが付いてしまっている印象。
(無論シナリオによってはヒロイン達に謎の力を与える人物:クロガネと相対する展開もあるのですが・・・)
瑠奈にしろ、舞雪にしろ祈莉にしろ、それぞれの背景があって、狙いがあって葛藤しながらもクロガネとの悪魔の契約を結ぶことになるわけですが、律希にはそれがない。
私のような男性ゲーマーだと、当然ながら主人公にトレースして物語を眺めるわけで、ちょっと浮いている感じが否めない。
そういう意味では何だか主人公とヒロインの間に温度差がありました。
演劇オタクなのにもっと熱くなれよ主人公・・・。
キャラクターについて。
ヒロインはいつものminoriクオリティ。とても可愛いヒロインばかりです。
個人的には祈莉と瑠奈が好みで競ってる感じですね。
ストーリーの構成上、祈莉が真ヒロインであることは揺ぎ無い事実でありますので、そこは覆らなかったけれど、瑠奈も予想以上の奮闘で凄く好きです。
利己主義の瑠奈が果たしてどんな言い分でクロガネと契約することになるのかと思ったら、やっぱりそこは女の子だったんですねぇ・・・。
惜しむらくは回想3番、風呂シチュでの演技ですね。そこは甘える妹設定じゃなくて良かっただろ!(笑)
素顔で好感を持っただけに、返って違和感を感じる結果になりました。
祈莉はもう獣コスで一強でしたね。あの構成考えたスタッフは神、はっきりわかんだね。
舞雪が悪かったか、といわれると決してそうではないんですが。
ストーリー的に途中で脱落してしまった、冒頭で突然脱がされる、などストーリーにやられてしまったかもしれない不遇な子だと思ってます。お姉ちゃんへのコンプレックスはなかなかこじらせてて良かったけれど。
性格とヴィジュアルが一致していたのも高ポイントだったんですが。
システム面について。
コンフィグとかは昔からあまり変わっていない印象ですね。
このご時勢に非アクティブ時の動作停止機能って需要あるのだろうか・・・。しばらく前のゲームではよく見られた設定ですけどね。
あとは未だに良く分かっていないプレイモード機能。あれの正しい使い方とは。。。
劇中内のシステムで言えば、ここは昔からやってる隣で歩いてるシチュエーション。キャラクターが良く動くのはウリですよね。
立ち絵がしっかり動くのは最近少しずつ増えてきてる印象ですが、ここのは随一だと思います。
総評
最近のminoriとっつきにくくなってた、という人にはある意味リフレッシュになってるかもしれないですね。
瑠奈に罵倒されたい方、祈莉に獣コスさせたい方、舞雪を発情させたい方(そうとしか表現できない)はどうぞ。
紹介
花粉も飛んでるようです。同僚は苦しんでいました。
ゲームデータ
タイトル:その日の獣には、
発売元:minori
発売日:2019/1/25
ヒロイン:3
END:3
CG:224
MUSIC:43
SCENE:10
属性:部活モノ・伝奇・学園
インストール容量:5.82GB
備考:なし
ストーリー
友瀬律希(ともせりつき)は理不尽さを憂いた。
昔から演劇に触れる機会があり、また演劇に嵌っていた律希は、妹の瑠奈、幼馴染の舞雪、学園に入学してからクラスメートとなった祈莉と共に学園の演劇部に入部した。
この学園は演劇に力を入れており、無論演劇部もそれだけレベルの高い活動を行っている部活だった。
そして迎えた最初の全国大会。
演劇部のなかでの学内予選が実施されることになっている。
無論律希たちは出場するつもりであった。
しかし、告げられたのは残酷な一言。
「一年生には予選に出場する権利が無い」
これは演劇部が続いてきたなかでの慣習でもあり、ある程度の実力に達していないと考えられる一年生を初めからはずしているのである。演劇部で経験を積んでから、というのが常道なのだ。
律希たちは納得がいかない。
瑠奈は元子役として活躍していた実績もあり、一年生というだけで選考すらされないというのはあまりにも理不尽であると唱えた。
律希たちの抗議に対して、演劇部部長のつばさは、律希たち4人でまず演劇を行い、評価に値するものであれば予選へ出場することを認めることにした。プレ選考会である。
そこで律希たちはプレ選考に向けて演劇の練習を始めることになる。
しかし、脚本・メンバーの演劇経験の少なさなどから難航する。
そんな時、メンバーの一人である祈莉がある台本を持ってくる。
"その日の獣には、"
これが、彼らが演じることになる演劇の台本であった───。
感想
ストーリーについて。
今回のminoriのストーリーは割りと平易でした。
トリノラインのときは色々と考えさせられることもあり、非常に高次元な要素がストーリーに散らばっていたけれど、今回はいたってシンプル。
途中でエタらずに何とか最後までたどり着けたのは進歩かと。
本ストーリーは演劇を成功させるために、ヒロイン達が奮闘するという流れになっている。
"その日の獣には、"には、主人公の獣とヒロインの少女が居て、3人の内誰を少女役にするかでストーリーが決まる、選択肢は1度だけです。
少し残念だったのは、律希の存在感。
どっちがヒロインなのか分からない程度に律希活躍してないイメージが付いてしまっている印象。
(無論シナリオによってはヒロイン達に謎の力を与える人物:クロガネと相対する展開もあるのですが・・・)
瑠奈にしろ、舞雪にしろ祈莉にしろ、それぞれの背景があって、狙いがあって葛藤しながらもクロガネとの悪魔の契約を結ぶことになるわけですが、律希にはそれがない。
私のような男性ゲーマーだと、当然ながら主人公にトレースして物語を眺めるわけで、ちょっと浮いている感じが否めない。
そういう意味では何だか主人公とヒロインの間に温度差がありました。
演劇オタクなのにもっと熱くなれよ主人公・・・。
キャラクターについて。
ヒロインはいつものminoriクオリティ。とても可愛いヒロインばかりです。
個人的には祈莉と瑠奈が好みで競ってる感じですね。
ストーリーの構成上、祈莉が真ヒロインであることは揺ぎ無い事実でありますので、そこは覆らなかったけれど、瑠奈も予想以上の奮闘で凄く好きです。
利己主義の瑠奈が果たしてどんな言い分でクロガネと契約することになるのかと思ったら、やっぱりそこは女の子だったんですねぇ・・・。
惜しむらくは回想3番、風呂シチュでの演技ですね。そこは甘える妹設定じゃなくて良かっただろ!(笑)
素顔で好感を持っただけに、返って違和感を感じる結果になりました。
祈莉はもう獣コスで一強でしたね。あの構成考えたスタッフは神、はっきりわかんだね。
舞雪が悪かったか、といわれると決してそうではないんですが。
ストーリー的に途中で脱落してしまった、冒頭で突然脱がされる、などストーリーにやられてしまったかもしれない不遇な子だと思ってます。お姉ちゃんへのコンプレックスはなかなかこじらせてて良かったけれど。
性格とヴィジュアルが一致していたのも高ポイントだったんですが。
システム面について。
コンフィグとかは昔からあまり変わっていない印象ですね。
このご時勢に非アクティブ時の動作停止機能って需要あるのだろうか・・・。しばらく前のゲームではよく見られた設定ですけどね。
あとは未だに良く分かっていないプレイモード機能。あれの正しい使い方とは。。。
劇中内のシステムで言えば、ここは昔からやってる隣で歩いてるシチュエーション。キャラクターが良く動くのはウリですよね。
立ち絵がしっかり動くのは最近少しずつ増えてきてる印象ですが、ここのは随一だと思います。
総評
最近のminoriとっつきにくくなってた、という人にはある意味リフレッシュになってるかもしれないですね。
瑠奈に罵倒されたい方、祈莉に獣コスさせたい方、舞雪を発情させたい方(そうとしか表現できない)はどうぞ。
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