響野さん家はエロゲ屋さん! 感想
いつの間にか師走がきました。
今週は特に寒くなるようで、どうぞ皆さん風邪にもコロナにもお気を付けください。
私は風邪をひきました←
ゲームデータ
タイトル:響野さん家はエロゲ屋さん!
発売元:sonora
発売日:2020/11/27
ヒロイン:5
END:5
CG:92
MUSIC:29
SCENE:19
属性:学園モノ(?)
インストール容量:2.81GB
備考:なし
ストーリー
響野さん家は雑貨屋-響野商店-を営む家。
店主のおじいさんはもう高齢。セカンドライフを送るため、店を閉めることにしました。
ところが孫娘の響野三姉妹が長女・ゆかりが店舗を改装して営業を続けると宣言。
雑貨屋さんだった響野商店は、ゆかりの意向でまさかのエロゲーショップに!
姉の行為に呆れるばかりの妹たち(紡と結衣)。商店街の一角に爆誕したエロゲーショップを手伝うことになるのでした。
さて、そんな三姉妹の昔馴染みの青年。蔵馬蓮はひょんなことから昔馴染みの響野商店に。
かつての面影がすっかりリニューアルされた響野商店で、貴重な男手として三姉妹のお手伝いをすることになるのだった。
(左から結衣、ゆかり、紡)
感想
sonora3作目です。
前作・前々作と世界観を共有しています。
ストーリーについて。
面白いことは面白いのだけれど、コレは・・・!みたいなビックリするものはあまり無かった。
舞台が前作「同じクラスのアイドルさん」と同じ学園で、前々作「僕の未来は、恋と課金と。」とも世界観を共有しているため、過去作品の登場人物がどんどん出てくる上に、ストーリーに大きく関係してくるパートも存在する。
管理人は前前作をプレイしていないが、ゲームを進めるうえではあまり気にならなかった。
けれども、前作をプレイしていないのはちょっと苦しいかもしれない。時間軸も前作とほぼ並行しているので、突然クラスメートが居なくなったりする現象を全く説明できなくなってしまう。(前作で転科する話をしているので)
単体作品にするならその辺りのフォローが必要だったのではと思う。
後は舞台がエロゲーショップだから仕方ないのだが、自社作品の名前をポンポン出し過ぎてこれはこれでどうなんだという感じ。人を選びそうだよなぁ。
全体的に主人公が弱い(存在感・立ち位置等)。
ストーリーとしては個人的に一番面白かったのは紡√。
最初はエロゲなんて・・・!と言いながらも、しっかりエロゲを勉強する、というお題目のもと主人公と”実践”に取り組む、実に王道的エロゲ展開。これなんてエロゲ。
紡はCGが全般的に魅力度高いので、(個人的感想ですが)立ち絵で少し損している気もする。
ゆかり√はエロゲーショップの立役者だけあって、さすがにストーリーもそっち寄り。
浪人生、という裏肩書はあれど、能力はあるもののエロゲに全振りした、みたいなタイプ。実にエロゲらしい。
業界の裏事情っぽいのをそれとなく語るスタイルはたまにやってるけど、このルートは特にそれっぽい。
推しブランドの新作を発売させるためにクラウドファンディングを持ち掛けるとか何者感ある。
この√でイマイチ残念だったのが、普段はズボラな姉に見えて色々できるスーパーウーマンだったところに惚れてしまう、みたいな流れ?で主人公が好意を持つんだと思われるのだけれど、その辺がさらっと行っちゃったところ。
結衣√はまさに今風なトレンドで、VTuber的なのを始める流れ。
声優にあこがれてたのかよ。そんな要素微塵も感じられなくて驚愕。
しかも放送事故起こしているのに意外と何でもない風に進んでいるのがあんまり現実味ない。放送事故があったときはこれバッドエンドだと思ったら全然大したことない小イベントになってるあたり不思議。
->そのあたり、身内にSNSバレした静乃√とのギャップが大きくてよくわからない。
結衣はかわいいんだけれど、ストーリーの温度感が他のルートと違うのが違和感を拭えない。
舞台設定を使い切って新しい道を切り開いていくあたり、彼女のためにこの舞台作られた感じがある。
静乃√はひょんなことからコスプレイヤーであることを主人公にバレたりとか、学園祭イベントで仲良くなったりとか、比較的正しく(?)学園モノをやっている感じ。
実は結構チョロインなのでは。
結衣√と違ってボコにされちゃうのは彼女の√。
でも好き。メイドコスとかはよくできていましたね。
キャラクターについて。
ヒロインはエロゲ屋さん三姉妹と、風紀委員系コスプレイヤーの同級生、響野商店と接点を持つ流通会社の新入社員。
ヒロインのなかで一番好みだったのは風紀委員系コスプレイヤー同級生の静乃。
さすが某アイドルの親戚だけあって、ビジュアルは劇中随一。
風紀委員という属性上、わりと厳正な頑固タイプかと思えばそうでもなく、要領のいい小悪魔タイプ。
風紀委員属性要らなくないかとか思うところはいろいろあるものの、喫茶店でのシーンとか、吹っ切れたベタベタ感が良かったです。
二番手は新入社員の葉子。
コンセプトが三姉妹じゃなければもっと大事にされていていいはずのヒロイン。
最初はエロに免疫が無かったのに、気が付けば屈指の流通社員に。
エロが足りないぞエロが。
三姉妹のなかで言えば、やっぱり紡がよかった。
主人公との接点が一番多いのが特徴的で、学園で一緒に過ごす様子とエロゲーショップで一緒に過ごす様子の両方が楽しめる貴重なヒロイン。
マジメちゃんは好きです。
システム面について。
シンプルなコンフィグ構成。
ルートガイドも用意されているので、任意のヒロインに辿り着くための選択肢をガイドしてくれるあたり、ストレス緩和策が徹底。
選択肢スキップも標準装備されているので、同じテキストを何度も読まなくてもいい。
(そんなにストーリーも長くないので、一周すれば流れは覚えていられる)
総評
個人的には前作「同じクラスのアイドルさん」のほうがおもしろかった印象。
とはいえ設定と、エロゲ業界裏話的なものが垣間見えるので、そのあたりが気になる場合はプレイしてみても良いかも。
紹介
(どうせDMM認証がいるので、FANZAを最初に掲示しています)
今週は特に寒くなるようで、どうぞ皆さん風邪にもコロナにもお気を付けください。
私は風邪をひきました←
ゲームデータ
タイトル:響野さん家はエロゲ屋さん!
発売元:sonora
発売日:2020/11/27
ヒロイン:5
END:5
CG:92
MUSIC:29
SCENE:19
属性:学園モノ(?)
インストール容量:2.81GB
備考:なし
ストーリー
響野さん家は雑貨屋-響野商店-を営む家。
店主のおじいさんはもう高齢。セカンドライフを送るため、店を閉めることにしました。
ところが孫娘の響野三姉妹が長女・ゆかりが店舗を改装して営業を続けると宣言。
雑貨屋さんだった響野商店は、ゆかりの意向でまさかのエロゲーショップに!
姉の行為に呆れるばかりの妹たち(紡と結衣)。商店街の一角に爆誕したエロゲーショップを手伝うことになるのでした。
さて、そんな三姉妹の昔馴染みの青年。蔵馬蓮はひょんなことから昔馴染みの響野商店に。
かつての面影がすっかりリニューアルされた響野商店で、貴重な男手として三姉妹のお手伝いをすることになるのだった。
(左から結衣、ゆかり、紡)
感想
sonora3作目です。
前作・前々作と世界観を共有しています。
ストーリーについて。
面白いことは面白いのだけれど、コレは・・・!みたいなビックリするものはあまり無かった。
舞台が前作「同じクラスのアイドルさん」と同じ学園で、前々作「僕の未来は、恋と課金と。」とも世界観を共有しているため、過去作品の登場人物がどんどん出てくる上に、ストーリーに大きく関係してくるパートも存在する。
管理人は前前作をプレイしていないが、ゲームを進めるうえではあまり気にならなかった。
けれども、前作をプレイしていないのはちょっと苦しいかもしれない。時間軸も前作とほぼ並行しているので、突然クラスメートが居なくなったりする現象を全く説明できなくなってしまう。(前作で転科する話をしているので)
単体作品にするならその辺りのフォローが必要だったのではと思う。
後は舞台がエロゲーショップだから仕方ないのだが、自社作品の名前をポンポン出し過ぎてこれはこれでどうなんだという感じ。人を選びそうだよなぁ。
全体的に主人公が弱い(存在感・立ち位置等)。
ストーリーとしては個人的に一番面白かったのは紡√。
最初はエロゲなんて・・・!と言いながらも、しっかりエロゲを勉強する、というお題目のもと主人公と”実践”に取り組む、実に王道的エロゲ展開。これなんてエロゲ。
紡はCGが全般的に魅力度高いので、(個人的感想ですが)立ち絵で少し損している気もする。
ゆかり√はエロゲーショップの立役者だけあって、さすがにストーリーもそっち寄り。
浪人生、という裏肩書はあれど、能力はあるもののエロゲに全振りした、みたいなタイプ。実にエロゲらしい。
業界の裏事情っぽいのをそれとなく語るスタイルはたまにやってるけど、このルートは特にそれっぽい。
推しブランドの新作を発売させるためにクラウドファンディングを持ち掛けるとか何者感ある。
この√でイマイチ残念だったのが、普段はズボラな姉に見えて色々できるスーパーウーマンだったところに惚れてしまう、みたいな流れ?で主人公が好意を持つんだと思われるのだけれど、その辺がさらっと行っちゃったところ。
結衣√はまさに今風なトレンドで、VTuber的なのを始める流れ。
声優にあこがれてたのかよ。そんな要素微塵も感じられなくて驚愕。
しかも放送事故起こしているのに意外と何でもない風に進んでいるのがあんまり現実味ない。放送事故があったときはこれバッドエンドだと思ったら全然大したことない小イベントになってるあたり不思議。
->そのあたり、身内にSNSバレした静乃√とのギャップが大きくてよくわからない。
結衣はかわいいんだけれど、ストーリーの温度感が他のルートと違うのが違和感を拭えない。
舞台設定を使い切って新しい道を切り開いていくあたり、彼女のためにこの舞台作られた感じがある。
静乃√はひょんなことからコスプレイヤーであることを主人公にバレたりとか、学園祭イベントで仲良くなったりとか、比較的正しく(?)学園モノをやっている感じ。
実は結構チョロインなのでは。
結衣√と違ってボコにされちゃうのは彼女の√。
でも好き。メイドコスとかはよくできていましたね。
キャラクターについて。
ヒロインはエロゲ屋さん三姉妹と、風紀委員系コスプレイヤーの同級生、響野商店と接点を持つ流通会社の新入社員。
ヒロインのなかで一番好みだったのは風紀委員系コスプレイヤー同級生の静乃。
さすが某アイドルの親戚だけあって、ビジュアルは劇中随一。
風紀委員という属性上、わりと厳正な頑固タイプかと思えばそうでもなく、要領のいい小悪魔タイプ。
風紀委員属性要らなくないかとか思うところはいろいろあるものの、喫茶店でのシーンとか、吹っ切れたベタベタ感が良かったです。
二番手は新入社員の葉子。
コンセプトが三姉妹じゃなければもっと大事にされていていいはずのヒロイン。
最初はエロに免疫が無かったのに、気が付けば屈指の流通社員に。
エロが足りないぞエロが。
三姉妹のなかで言えば、やっぱり紡がよかった。
主人公との接点が一番多いのが特徴的で、学園で一緒に過ごす様子とエロゲーショップで一緒に過ごす様子の両方が楽しめる貴重なヒロイン。
マジメちゃんは好きです。
システム面について。
シンプルなコンフィグ構成。
ルートガイドも用意されているので、任意のヒロインに辿り着くための選択肢をガイドしてくれるあたり、ストレス緩和策が徹底。
選択肢スキップも標準装備されているので、同じテキストを何度も読まなくてもいい。
(そんなにストーリーも長くないので、一周すれば流れは覚えていられる)
総評
個人的には前作「同じクラスのアイドルさん」のほうがおもしろかった印象。
とはいえ設定と、エロゲ業界裏話的なものが垣間見えるので、そのあたりが気になる場合はプレイしてみても良いかも。
紹介
(どうせDMM認証がいるので、FANZAを最初に掲示しています)
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