日向千尋は仕事が続かない 感想
スミレさん生きとったんかいワレェ・・・
ゲームデータ
タイトル:日向千尋は仕事が続かない
発売元:スミレ
発売日:2021/3/26
ヒロイン:1
END:1
CG:20
MUSIC:13
SCENE:6
属性:ロープライス・同級生・社会人
インストール容量:2.42GB
備考:なし
ストーリー
主人公:拓人(名前変更可能)は社会人3年目。
その日は、初めて参加したプロジェクトで成果を挙げたことに対して、職場のメンバーと祝賀会を行っていた。
その祝賀会の会場となった居酒屋で、高校時代の同級生──日向千尋と再会する。
浮いた話一つなく、交際経験も無いと宣う主人公に、職場の同僚たちは囃し立てる。
こんな美人な同級生がいるのに、と。
日向千尋は、居酒屋で働いていた。
今週限りで退職する職場である。
この居酒屋は高校卒業してから12箇所目の職場だった。
バイトが続かない。
”逃げ癖”と自ら名付けるそれに、千尋は悩まされていた。
祝賀会の帰り。
拓人は終電を逃してしまうが、そこに仕事終わりの千尋が通りかかる。
3年振りの再会に話が盛り上がる二人だったが、拓人が祝賀会でネタにされていた交際経験についての話題に移ると、千尋が真剣そうに言う。
「一度も経験したことないと、あんな風に言われちゃうの?」
「今からする?」
勢いに乗っかって一夜を過ごしてしまった二人。
恋人でも何でもないが、ずるずるとした関係が二人を結ぶことになる。
この関係の行く先は────。

感想
スミレさん生きとったんかいワレェ・・・(2回目)
ストーリーについて。
社会人同士の恋愛、ということでいわゆる学生の甘酸っぱい恋物語が描かれているわけではありませんでしたね。
どちらかというと、大学生のサークル内で何か勢いでヤってしまった感じ、みたいな導入です。
完全に社会人、という振る舞いでもない感じだったので、想定される年齢を考えても上記のような関係性が一番イメージしやすいストーリーでした。
もう少し年齢を重ねた社会人だと、また違った関係性でスタートするかなという感覚です。
半ばセックスフレンドのような形でスタートする関係ですが、もうズブズブです。
今までずっと溜め込んできた諸々を吐き出しきるかのごとく、ベタベタです。
交際、という関係については千尋の方が一歩引き気味なところはありますが、料理している主人公の背中にひっつくなど行為はもう恋人のようなそれ。
早くくっつけよ、みたいな感じでした。
それでまあ関係が深度化していきつつ、主題となっている「千尋が何故仕事を続けられないのか」についても明かされるわけですが。
やっぱり根は優秀でないとこのテーマは成立しないきらいはありますね。そりゃそうか。
過去の経験から遠慮しいだったり、主人公の過去の一言だったりが影響していると。
ああ、なるほど。
本作は、過去にきちんと清算しておくべきだったものを清算せずに離れてしまったがゆえに拗らせてしまったカップルのイチャイチャ物語だったわけですね。
納得しました。
恋愛が始まるパターンとして、同窓会で再会して~みたいなテーマの作品も数ありますが、本作はそれではないですね。
過去の馴れ初め(これが正しい表記かはわからない)が前提にあります。
あと、全体的になんかSMEEとスミレ足して2で割ったようなノリです。
キャラクターについて。
ストーリーのところでも書きましたが、「社会人」という枠で捉えるよりも(想定年齢:21歳)みたいな感じでイメージすると、主人公とヒロインとのやりとりやストーリーの流れにスムーズに入っていけるのかなと思います。
ただまぁ単に学生やっているよりも「同棲」だったり単身生活にポイントを置いているあたりは社会人エッセンスが撒かれているのかなと思います。学生が主人公だったらそんな話になりにくいですし。
それにしても千尋ちゃん重い。
結構な真面目キャラというか損しがちなキャラであるというところもそうですが、ここまで拗らせ続けてきたのは間違いなく彼女も一因に違いないと進めれば進めるほど思いました。
主人公と交際してなかったらこの先やばかったのでは・・・という危機感を抱かせるなかなかなレアヒロインでした。
総評
ロープライスということもあって、ボリュームは少なめですが、その中でもさらに少なめな印象。
(比較対象:上倉雛のヒミツ)
程よい時間で、ベタ甘なヒロインが見たい人にはお勧めできるかなと。
そんなにプレイ時間も掛からないので、ある意味ダレる心配もなくプレイしやすいと思います。
キャラデザが気に入っていればなおさらですね。
SMEE的ノリがちょこちょこあります(早瀬先生ならまあそうでしょうが)ので、そればっかりに期待すると事故ですが、まあ程々の勢い任せ感のあるストーリーでした。
紹介
(DMM:DL版)
(getchu:パッケージ版)
ゲームデータ
タイトル:日向千尋は仕事が続かない
発売元:スミレ
発売日:2021/3/26
ヒロイン:1
END:1
CG:20
MUSIC:13
SCENE:6
属性:ロープライス・同級生・社会人
インストール容量:2.42GB
備考:なし
ストーリー
主人公:拓人(名前変更可能)は社会人3年目。
その日は、初めて参加したプロジェクトで成果を挙げたことに対して、職場のメンバーと祝賀会を行っていた。
その祝賀会の会場となった居酒屋で、高校時代の同級生──日向千尋と再会する。
浮いた話一つなく、交際経験も無いと宣う主人公に、職場の同僚たちは囃し立てる。
こんな美人な同級生がいるのに、と。
日向千尋は、居酒屋で働いていた。
今週限りで退職する職場である。
この居酒屋は高校卒業してから12箇所目の職場だった。
バイトが続かない。
”逃げ癖”と自ら名付けるそれに、千尋は悩まされていた。
祝賀会の帰り。
拓人は終電を逃してしまうが、そこに仕事終わりの千尋が通りかかる。
3年振りの再会に話が盛り上がる二人だったが、拓人が祝賀会でネタにされていた交際経験についての話題に移ると、千尋が真剣そうに言う。
「一度も経験したことないと、あんな風に言われちゃうの?」
「今からする?」
勢いに乗っかって一夜を過ごしてしまった二人。
恋人でも何でもないが、ずるずるとした関係が二人を結ぶことになる。
この関係の行く先は────。

感想
スミレさん生きとったんかいワレェ・・・(2回目)
ストーリーについて。
社会人同士の恋愛、ということでいわゆる学生の甘酸っぱい恋物語が描かれているわけではありませんでしたね。
どちらかというと、大学生のサークル内で何か勢いでヤってしまった感じ、みたいな導入です。
完全に社会人、という振る舞いでもない感じだったので、想定される年齢を考えても上記のような関係性が一番イメージしやすいストーリーでした。
もう少し年齢を重ねた社会人だと、また違った関係性でスタートするかなという感覚です。
半ばセックスフレンドのような形でスタートする関係ですが、もうズブズブです。
今までずっと溜め込んできた諸々を吐き出しきるかのごとく、ベタベタです。
交際、という関係については千尋の方が一歩引き気味なところはありますが、料理している主人公の背中にひっつくなど行為はもう恋人のようなそれ。
早くくっつけよ、みたいな感じでした。
それでまあ関係が深度化していきつつ、主題となっている「千尋が何故仕事を続けられないのか」についても明かされるわけですが。
やっぱり根は優秀でないとこのテーマは成立しないきらいはありますね。そりゃそうか。
過去の経験から遠慮しいだったり、主人公の過去の一言だったりが影響していると。
ああ、なるほど。
本作は、過去にきちんと清算しておくべきだったものを清算せずに離れてしまったがゆえに拗らせてしまったカップルのイチャイチャ物語だったわけですね。
納得しました。
恋愛が始まるパターンとして、同窓会で再会して~みたいなテーマの作品も数ありますが、本作はそれではないですね。
過去の馴れ初め(これが正しい表記かはわからない)が前提にあります。
あと、全体的になんかSMEEとスミレ足して2で割ったようなノリです。
キャラクターについて。
ストーリーのところでも書きましたが、「社会人」という枠で捉えるよりも(想定年齢:21歳)みたいな感じでイメージすると、主人公とヒロインとのやりとりやストーリーの流れにスムーズに入っていけるのかなと思います。
ただまぁ単に学生やっているよりも「同棲」だったり単身生活にポイントを置いているあたりは社会人エッセンスが撒かれているのかなと思います。学生が主人公だったらそんな話になりにくいですし。
それにしても千尋ちゃん重い。
結構な真面目キャラというか損しがちなキャラであるというところもそうですが、ここまで拗らせ続けてきたのは間違いなく彼女も一因に違いないと進めれば進めるほど思いました。
主人公と交際してなかったらこの先やばかったのでは・・・という危機感を抱かせるなかなかなレアヒロインでした。
総評
ロープライスということもあって、ボリュームは少なめですが、その中でもさらに少なめな印象。
(比較対象:上倉雛のヒミツ)
程よい時間で、ベタ甘なヒロインが見たい人にはお勧めできるかなと。
そんなにプレイ時間も掛からないので、ある意味ダレる心配もなくプレイしやすいと思います。
キャラデザが気に入っていればなおさらですね。
SMEE的ノリがちょこちょこあります(早瀬先生ならまあそうでしょうが)ので、そればっかりに期待すると事故ですが、まあ程々の勢い任せ感のあるストーリーでした。
紹介
(DMM:DL版)
(getchu:パッケージ版)
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