魔王城Re:ビルド! 感想
先日まで夏だったはずなんですが、気が付いたら冬ですね。
ゲームデータ
タイトル:魔王城Re:ビルド!
発売元:アストロノーツ・シリウス
発売日:2021/10/29
ヒロイン:13
END:1
CG:88
MUSIC:15
SCENE:77
属性:ファンタジー・SLG
インストール容量:2.28GB
備考:修正パッチ1.01有(旧セーブ使用不可)
ストーリー
魔族と人類が争っている世界。
かつて魔族の長、魔王が人類を蹂躙していたが、人類側が結束し魔王一族を滅ぼすことに成功する。
これによって魔族は魔法を使うことが出来なくなり、従来より弱体化してしまう。
その後人類の王は、魔法を失った魔族を迫害する施策を行いつづけ、世界における魔族の立場は極めて苦しい状況になっていた。
シグレという男がいた。
迫害された魔族たちが寄り集まって暮らしているスラム街の一角で、果物屋を営んでいる。
そんなシグレの元に、フードを被り姿を隠した二人組が現れる。
その二人組は、滅ぼされた魔王の末娘・ラピスとその付き人・カルミアであった。
魔王の末娘は、シグレに魔王城の再建に協力するよう頼みこむ。
果物屋を営むシグレの裏の姿は、依頼を受けて仕事をこなす何でも屋であった。
かつて魔王を滅ぼすために助力したこともあるほど凄腕である。
魔王の末娘が魔王城の再建を進める理由は、自らのぐーたらな生活を実行できる生活環境を取り戻すためだという。
理由に納得したシグレは、魔王城の再建に必要な『魔羅水晶』を集めるため、結晶のかけらを持つ人類側の英雄たちと対峙するのであった。
魔王の妃をも篭絡した、『女犯のシグレ』の力を以って。
感想
ストーリーについて。
メインストーリーは魔王城の再建に関するあれそれが続き、サブストーリーとして各ヒロインとのミニエピソードが入ってくる流れはわかりやすい。
メインは魔王城の再建をすることになった魔王の娘ラピスに乞われて働くシグレがかつての戦友(共に戦ったとは言っていない)たちである六英雄と対峙する話。
やっぱり暗躍するものは強いんだなぁって(ラスボス感)思わされるストーリー展開。
王様弱すぎないかとは思ったものの、ストーリーについてあまり深く考えても仕方が無いという。
全てはNTRだったんだなって。
サブストーリーはサブストーリー内だけで話が連続・完結するので、メイン進行をそんなに意識しなくてもいいところが良い。
サブの発生条件はイマイチわかってなかったので、少しメインを進めつつ、サブを見たいキャラクターを進行に影響しないクエストに送り込んでいたら何となく発生した。
個人的には宮廷魔術師ミラのサブストーリーがお気に入り。
ハーレムパッチは別セット。
いつもは本編中に含まれているはずなのに、なんでですかね。
たまたま?
キャラクターについて。
自分はM&M作画が好きなので今作も満足です。
物語の根幹である魔王の娘・ラピスは主人公属性持ちという感じが強い。
日常生活は割とボロボロ気味なので、付き人のカルミアにお世話されないと生きていけなさそうだが、感情の軸はしっかり持っていて、いいものは良いし悪いものは悪いという明快な判断ができるヒロイン。
(最初は生活破綻キャラだと思っていたら、他のヒロインが予想外にぶっとんでいて結果的に常識人枠に落ち着いているのが面白い)
そして付き人のカルミア。
依頼料として一番最初に主人公に身体を捧げることになるヒロイン。魔王の娘ラピスの生活維持に貢献する良メイド。
なお本人の私生活は……というところにギャップのようなものを感じる。
メインストーリーにおいて全ヒロインの中でも重要な役どころになるのだが、彼女のパーソナルデータを把握すると肝の座り方が凄い。魔王の娘もさることながら、次々に現れるけた外れの力を持つ六英雄ヒロインや、それ以外の種族の中で自分の立場を守り切るのは至難の業では。
ラピスと合わせて何故か回想シーンが少ないのが残念。
パワーファイターのエーリカは懐に収まるととても可愛くなるのが特徴。
主人公のシグレへのアプローチは純情派ですね。
人間王の娘という立場もあり複雑な状況に置かれているが、割り切っているところがあるためか然程表に出ない。
ミラは独自路線を走っているところが強めで、魔王と人間のやりとりにも興味がほとんどなさそう。
どちらかというと自身の大望を果たすために注力しているのでそれもあって結構俯瞰的な視線。
まあデレるとかわいいんですが!
ヴィオーラさんは性格終わってる(確信)
アルフェも真面目風だったのに……(落涙)
でも私はクラーレットがすこ。
やっぱり快活キャラは人権あるな、と特にこのメンバーだと強く思わされる。
そういう意味ではある種真逆のニヴェオールさんもすこ。
気が付くと主人公に負けているところがなおよし。
ヒロインの数はやたら多いので気になるキャラが居れば楽しい。
システム面について。
ゲーム性が凄くシンプルでよかった。
エロ主体のゲームなだけに、なまじ難易度の高いSLG等にするとクリアまでのモチベーション維持に課題があるが(よっぽど面白いゲームであればまた別だが……)本作は特別なギミックを要さず、指定資源を回収しつつ拠点強化をするだけなので、プレイしやすい。
私は最初に行動回数増加の寝室を強化しつつ、襲撃用トラップの強化、そして序盤は資金が枯渇しやすいのでターンごとの資金収入を増加させる部屋を強化していけば難なくクリアは可能。
後半になると、クエストクリアのための必要ステータスが急増する場合があるので、そこでようやくクエストクリアを易化する部屋を強化していくことで十分に達成可能だった。
襲撃されることを物凄く警戒していたのでトラップを早々に強化する方針にしたが、襲撃頻度は多くないのでビビるほどでもなかった。
総評
SLGも簡単なので、キャラ気に入ってるけど難しそうで躊躇している人も十分楽しめるのでは。
周回も必要ないので、1回で満足できる。
紹介
Fanza
Amazon
げっちゅ屋
ゲームデータ
タイトル:魔王城Re:ビルド!
発売元:アストロノーツ・シリウス
発売日:2021/10/29
ヒロイン:13
END:1
CG:88
MUSIC:15
SCENE:77
属性:ファンタジー・SLG
インストール容量:2.28GB
備考:修正パッチ1.01有(旧セーブ使用不可)
ストーリー
魔族と人類が争っている世界。
かつて魔族の長、魔王が人類を蹂躙していたが、人類側が結束し魔王一族を滅ぼすことに成功する。
これによって魔族は魔法を使うことが出来なくなり、従来より弱体化してしまう。
その後人類の王は、魔法を失った魔族を迫害する施策を行いつづけ、世界における魔族の立場は極めて苦しい状況になっていた。
シグレという男がいた。
迫害された魔族たちが寄り集まって暮らしているスラム街の一角で、果物屋を営んでいる。
そんなシグレの元に、フードを被り姿を隠した二人組が現れる。
その二人組は、滅ぼされた魔王の末娘・ラピスとその付き人・カルミアであった。
魔王の末娘は、シグレに魔王城の再建に協力するよう頼みこむ。
果物屋を営むシグレの裏の姿は、依頼を受けて仕事をこなす何でも屋であった。
かつて魔王を滅ぼすために助力したこともあるほど凄腕である。
魔王の末娘が魔王城の再建を進める理由は、自らのぐーたらな生活を実行できる生活環境を取り戻すためだという。
理由に納得したシグレは、魔王城の再建に必要な『魔羅水晶』を集めるため、結晶のかけらを持つ人類側の英雄たちと対峙するのであった。
魔王の妃をも篭絡した、『女犯のシグレ』の力を以って。
感想
ストーリーについて。
メインストーリーは魔王城の再建に関するあれそれが続き、サブストーリーとして各ヒロインとのミニエピソードが入ってくる流れはわかりやすい。
メインは魔王城の再建をすることになった魔王の娘ラピスに乞われて働くシグレがかつての戦友(共に戦ったとは言っていない)たちである六英雄と対峙する話。
やっぱり暗躍するものは強いんだなぁって(ラスボス感)思わされるストーリー展開。
王様弱すぎないかとは思ったものの、ストーリーについてあまり深く考えても仕方が無いという。
全てはNTRだったんだなって。
サブストーリーはサブストーリー内だけで話が連続・完結するので、メイン進行をそんなに意識しなくてもいいところが良い。
サブの発生条件はイマイチわかってなかったので、少しメインを進めつつ、サブを見たいキャラクターを進行に影響しないクエストに送り込んでいたら何となく発生した。
個人的には宮廷魔術師ミラのサブストーリーがお気に入り。
ハーレムパッチは別セット。
いつもは本編中に含まれているはずなのに、なんでですかね。
たまたま?
キャラクターについて。
自分はM&M作画が好きなので今作も満足です。
物語の根幹である魔王の娘・ラピスは主人公属性持ちという感じが強い。
日常生活は割とボロボロ気味なので、付き人のカルミアにお世話されないと生きていけなさそうだが、感情の軸はしっかり持っていて、いいものは良いし悪いものは悪いという明快な判断ができるヒロイン。
(最初は生活破綻キャラだと思っていたら、他のヒロインが予想外にぶっとんでいて結果的に常識人枠に落ち着いているのが面白い)
そして付き人のカルミア。
依頼料として一番最初に主人公に身体を捧げることになるヒロイン。魔王の娘ラピスの生活維持に貢献する良メイド。
なお本人の私生活は……というところにギャップのようなものを感じる。
メインストーリーにおいて全ヒロインの中でも重要な役どころになるのだが、彼女のパーソナルデータを把握すると肝の座り方が凄い。魔王の娘もさることながら、次々に現れるけた外れの力を持つ六英雄ヒロインや、それ以外の種族の中で自分の立場を守り切るのは至難の業では。
ラピスと合わせて何故か回想シーンが少ないのが残念。
パワーファイターのエーリカは懐に収まるととても可愛くなるのが特徴。
主人公のシグレへのアプローチは純情派ですね。
人間王の娘という立場もあり複雑な状況に置かれているが、割り切っているところがあるためか然程表に出ない。
ミラは独自路線を走っているところが強めで、魔王と人間のやりとりにも興味がほとんどなさそう。
どちらかというと自身の大望を果たすために注力しているのでそれもあって結構俯瞰的な視線。
まあデレるとかわいいんですが!
ヴィオーラさんは性格終わってる(確信)
アルフェも真面目風だったのに……(落涙)
でも私はクラーレットがすこ。
やっぱり快活キャラは人権あるな、と特にこのメンバーだと強く思わされる。
そういう意味ではある種真逆のニヴェオールさんもすこ。
気が付くと主人公に負けているところがなおよし。
ヒロインの数はやたら多いので気になるキャラが居れば楽しい。
システム面について。
ゲーム性が凄くシンプルでよかった。
エロ主体のゲームなだけに、なまじ難易度の高いSLG等にするとクリアまでのモチベーション維持に課題があるが(よっぽど面白いゲームであればまた別だが……)本作は特別なギミックを要さず、指定資源を回収しつつ拠点強化をするだけなので、プレイしやすい。
私は最初に行動回数増加の寝室を強化しつつ、襲撃用トラップの強化、そして序盤は資金が枯渇しやすいのでターンごとの資金収入を増加させる部屋を強化していけば難なくクリアは可能。
後半になると、クエストクリアのための必要ステータスが急増する場合があるので、そこでようやくクエストクリアを易化する部屋を強化していくことで十分に達成可能だった。
襲撃されることを物凄く警戒していたのでトラップを早々に強化する方針にしたが、襲撃頻度は多くないのでビビるほどでもなかった。
総評
SLGも簡単なので、キャラ気に入ってるけど難しそうで躊躇している人も十分楽しめるのでは。
周回も必要ないので、1回で満足できる。
紹介
Fanza
Amazon
げっちゅ屋
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